アルペンスキー アルペンスキー

パラアルペンスキーは、雪山の急斜面を滑り降り、
1/100秒を争うスピードとテクニックが求められる、
冬季大会の花形競技です。

障害にはさまざまな種類がありますが、まずはそれぞれのカテゴリーごとに分かれて順位を決めます。各カテゴリーでは、障害の種類や程度によってクラス分けが行われています。クラス分けでは、障害の種類・程度をアルファベットや数字で表記します。このクラスを見れば、どのような障害の種類や程度があるか分かります。

スタンディングカテゴリー(立位)

上肢や下肢に障がいがあり、選手によっては、ストックなし、1本のスキーで滑走、義足を使って滑る等、障がいによって滑り方もさまざまです。
また、先端が板の形をしたアウトリガーを使う選手もいます。
※LW3のクラスは種目によってLW2より係数が少なくなる(障害が重くなる)
  • ストックなしで滑る選手もいます

シッティングカテゴリー(座位)

下肢に障害がある選手のカテゴリー。どの選手もフレームとシート、サスペンションからなる「チェアスキー」に乗って滑走します。
  • すべての選手がチェアスキーに乗って競技する

  • 下肢切断の選手は体幹のバランスが良く障害のクラスは軽くなります

ビジュアルインペアメントカテゴリー(視覚障害)

視覚に障害がある選手のカテゴリー。視覚を補って安全に競技するため、ガイドと一緒にコースを走ります。選手はガイドの声や音を頼りに競技を行います。
ガイドとともにスタートからゴールまで競技し、ガイドはマイクを装着して腰にスピーカーを付け、選手に声を届けやすくしています

「クラス分け委員」とは

障がいの種類や程度により、選手一人ひとりのクラスを決めているのがクラス分け委員です。クラス分けでは、計算タイムを算出するための障害の程度に応じた係数を決めるため、選手の勝敗に直結するほど重要と言えます。クラス分け委員は、筋力や動作、可動域などをチェックし、腕や脚を切断している場合は欠損部分の長さも測定します。また、大会では実際に競技している様子も観察し、徹底的なチェックのもとクラス・係数が決められるのです。選手たち公平な勝負のため、クラス分け委員は陰ながら重要な役割を果たしています。