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WPNSパラノルディックスキーワールドカップ第1戦 1日目の結果 クロスカントリー・ミドル・クラシカルで川除大輝選手が銀メダル!!

 国際パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が
12月12日にフィンランドのボッカティで開幕し、大会1日目の男女クロスカント
リー・ミドル・クラシカルが行われました。

 日本からは7名の選手が出場し、男子立位の新鋭川除大輝選手(日立ソリューショ
ンズJrスキークラブ・富山県立雄山高校)が銀メダルを獲得しました。また新田佳浩
選手(日立ソリューションズ)が7位、佐藤圭一選手(エイベックス)10位、岩本
啓吾選手(東京美装興業)13位、女子立位の阿部友里香選手(日立ソリューション
ズ)11位、出来島桃子選手(新発田市役所)13位、岩本美歌選手(富山市立大沢
野中学校)は14位でした。

 
■談話

▼川除 大輝選手(日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県立雄山高校)

今シーズン最初の大会で、初めての表彰台で嬉しいです。
今日は作戦通りレース前半は抑え、後半しっかりあげることができとても良かった。
昨年のW杯カナダ大会では同じ障害クラスの選手に後半負けたのですが今回は勝て
たと思う。
タイムはトップと15秒差、中盤からスピードアップして10秒以上詰めることが
できました。それだけに、ちょっと悔しい気持ちもあります。
メダルの報告を応援していただいている皆さんや親にしたいと思います。
今大会、残り2戦も同じように頑張りたいと思います。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

2018-2019シーズンの開幕レースで、高校3年生の川除大輝が自己最高順位の2位、
本人にとっても初の表彰台となった。レースを振り返ると、1周目6位、トップと
20秒差。徐々にトップとの差を縮め3位以下を引き離し「上りを頑張った」と粘
りの走りを見せた。
新田佳浩は7位であったが2月世界選手権大会、3月のワールドカップ札幌大会へ
目標設定しているので心配はしていない。実際にいい走りをしている。今シーズン
からルール改定があり片腕選手のファクター(ハンデの係数)が見直されたことも
タイムに影響している。
同じスタンディッグクラスに出場した佐藤圭一、岩本啓吾は、10位、13位と健
闘した。特に岩本は夏場からのトレーニング強化が進み両腕で押すダブルポールが
力強くなった。若手選手の活躍に期待したい。
女子のクラスは、阿部友里香が1周目トップから40秒差の9位でウクライナ勢5
人、カナダ、ノルウェーの選手と接戦を演じたが風邪気味の体調もあり本来の走り
ができなかった。体調回復してレースに臨ませたい。
ベテランの出来島桃子、中学生の岩本美歌は最後まで奮闘したが13位、14位だ
った。
今シーズンの最初のレースで日本チームは銀メダルを獲得し、幸先の良いスタート
を切ることができた。明日はフリーテクニックのショートレース。日本の皆様の沢
山の応援をもらいながらチーム一丸となって奮闘する決意です。
引き続き、ご声援よろしくお願いします。