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WPNSパラノルディックスキー世界選手権大会 3日目の結果 クロスカントリー・スプリント(フリー)で川除大輝選手が3位!

 国際パラノルディックスキー(WPNS)主催の世界選手権大会が2月16日にカナダのプリンスジョージで開幕し、大会3日目の男女クロスカントリー・スプリント(フリー)が行われました。

 日本からは3選手が出場し、川除大輝選手(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)が3位に入りました。
 岩本啓吾選手(東京美装興業)が14位、森宏明選手(明治大学)は17位でした。

■談話

▼川除 大輝選手(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)

世界選手権でのメダルは初めてだったので、とても嬉しい。また、今持っている力を全て出し切ることができたので、今日も満足している。しかし、予選では力んで体が硬くなりスピードに乗れなくてとても焦った。
準決勝からはリラックスして大きく滑るように心掛け、前半持ち堪えることができればいけると確信した。
決勝では、最後の登りの直前で後ろに誰かが迫ってきていることに気づき、LW5/7には不利な登りだったがジャンプするように駆け上がり、ラストスパートもさらにスピードを上げゴールすることができた。
あとロングが1レース残っているが、前半強い選手にできるだけ離されないようにし、
ラスト2周で勝負をかけたい。次は金を目指す。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

2本のスキーポールを持たないLW5/7クラスの高校3年生、川除大輝選手が世界選手権
大会・パラリンピックでのフリー種目男子部門において、日本人初となる表彰台、銅メダルを獲得しました。
クラシカルを得意とする川除選手ですがスケーティングにおいても世界の上位に入る力をつけてきており更なる活躍を期待しています。

今日のスプリントレースは予選を7位で通過し準決勝2位で決勝に進みました。
決勝はフランスの選手より11秒のハンデをもらって先にスタート、前半で追いつかれ苦しい展開でしたが粘りを見せて、後続の選手たちを振り切ってゴール。足一つの差で銅メダルを獲得。高校生の活躍で日本チームスタッフや観客の歓声が響き渡りました。
最終戦のクラシカル20kmレースでも持てる力を100%出し切れるようにチームとしてもサポートしていきたいと思います。