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WPNSパラノルディックスキー世界選手権大会 5日目の結果 バイアスロン・インディビジュアルで佐藤圭一5位、出来島桃子6位!

 国際パラノルディックスキー(WPNS)主催の世界選手権大会が2月16日にカ
ナダのプリンスジョージで開幕し、大会5日目の男女バイアスロン・インディビジュ
アルが行われました。

 日本からは3名の選手が出場し、男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス)が5
位、
女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)は6位、阿部友里香選手(日立ソリュー
ションズ)は8位に入り、全員入賞を勝ち取りました。

 
■談話

▼佐藤 圭一選手(エイベックス)

気温が下がりスキーの滑りが渋いコンディションの中で、厳しいレースとなった。
身体が思うように動かずテクニックとキレが悪かったが、滑るスキーを仕上げてく
れたワックスマンに助けられた。
射撃では1発ミスを誰が出すのか、という他選手との紙一重の駆け引きの中、最後
まで集中力、精神力を良い状態に保ち、自分の射撃で満射できたことは良い経験と
なった。
チームの目標でもあり自分の目標でもあった、バイアスロンでメダル獲得ができな
かった事が非常に悔しい。滑りと射撃でパーフェクトパフォーマンスを発揮してこ
そ、結果を残せるバイアスロン。今後は常に両方で最高のパフォーマンスを毎レー
ス発揮できる実力をつけて、結果を出せる、表彰台に立てる選手になるべくトレー
ニングを積んでいきたい。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

出場した3選手とも8位以内の入賞を果たした。表彰台まではいくつかの課題があ
るが、射撃においては20発中、佐藤圭一選手が満射、出来島桃子選手がペナルテ
ィ1、阿部友里香選手がペナルティ3だった。
インディビジュアルレースのペナルティは、1発外すごとに1分が走力タイムに加
算されていく。そのために射撃力が問われるレースで、今日も射撃成績で順位が変
動するスリリングなレース展開だった。

バイアスロンのインディビジュアルレースで威力を発揮しているのが、全選手の成
績順位が瞬時にわかるタイムランチャー(株式会社AIDの開発)で、日本選手全員の
入賞に大きく貢献できた。
出来島選手の3回目の射撃までは満射でメダル圏内で競っていたが、4回目の射撃
でペナルティ1で6位という悔しい結果となった。今日で世界選手権大会でのバイ
アスロン種目は終了し、出場した4選手で4回入賞することができた。
ワールドカップ札幌大会が今シーズン最後のバイアスロンレースとなるので、さら
に上位をめざします。