お知らせ

  • 大会結果

WPNSパラノルディックスキー世界選手権大会 6日目の結果 クロスカントリースキー リレーミックスで日本が4位!

 国際パラノルディックスキー(WPNS)主催の世界選手権大会が2月16日にカ
ナダのプリンスジョージで開幕し、大会6日目の男女クロスカントリースキーのリレ
ーが行われました。
 日本は男女混合となるミックスに出場し4位となりました。

▼男女クロスカントリースキーリレー ミックス10km

 1走 新田 佳浩 2位 6分59秒6

 2走 出来島 桃子 2位 14分28秒0

 3走 川除 大輝 3位 22分40秒5

 4走 阿部 友里香 4位 30分10秒1

 [優勝:ウクライナ 27分19秒2]

************************************************************************

■談話

▼阿部 友里香選手(日立ソリューションズ)

今日のレースは距離が短いので、回転数を上げ速く動くことを目標に臨んだ。これ
までのレースの反省を踏まえて、特に腕の力みを抑えてしっかり使えるように意識
した。アップ時のいい感覚をレースで出せなかったのは悔しいが、前の3人が良い
位置でつないでくれたので、とにかく体を動かし必死で走った。いつもは個人競技
だが、今日はリレーということでいつも以上にチーム一丸となっていたように感じ
た。サポートをしていただいたすべての人に感謝しています。応援ありがとうござ
いました。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

ミックスリレーが行われ、日本は平昌パラリンピック・リレーに出場した4名(新
田佳浩・出来島桃子・川除大輝・阿部友里香)が同じメンバーで臨みました。今シ
ーズンから新田選手のLW8クラスのパーセンテージが上がりハンディが少なくなり
ました。その影響で、四人の合計%が330%以内になるように、出走順を変えて
のエントリーとなりました。

1走と3走はシットコース2.5kmを使用してのクラシカル。2走と4走はスタンデ
ィングコース2.5kmを使用してフリーで行われました。1走の新田選手は得意のク
ラシカルで2位で繋ぎ、2走の出来島選手もカナダ、ドイツが迫ってきましたが2位
を死守する激走でした。3走の川除選手ですが、フラットなコースだけにスキーポー
ルなしでは、ダブルポールの選手と比べると大きなハンディがありました。しかし、
ドイツに競り勝ちし3位、16秒差でアンカーの阿部選手に。
ドイツのアンカーは男子選手B2のスプリンターで、阿部選手も逃げ切りを図りました
が悔しい4位でした。阿部選手の区間タイムは出来島選手の区間タイムに1秒と迫っ
ており、チームのために大健闘したと評価しています。リレー競技の見所は選手がチ
ームのためにどこまで頑張るかが勝敗に影響してきます。応援に駆けつけたチームメ
イトも一緒に戦いました。