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【パラノルディック】世界パラノルディックスキーワールドカップ第1戦・4日目

世界パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月12日にノルウェーのリレハンメルで開幕し、大会4日目の男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカルが行われました。
日本からは5名が出場し、新田佳浩選手が決勝に進み6位入賞しました。また川除大輝選手は予選8位、阿部友里香選手が予選10位でセミファイナルに進み善戦しましたが、セミファイナル敗退となりました。岩本啓吾選手は19位、座位の森宏明選手は25位で予選敗退しました。

日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

■開催日/12月16日(月) ■スタート時間/午前10時00分
■時差/8時間  ■開催地/ノルウェー リレハンメル
■天候/曇り   ■気温/−3℃  ■雪温/−3℃
■開催種目/男女クロスカントリー・スプリント・クラシカル
      立位1.5km、座位1km

●競技方式
 予選を行い、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
 予選上位12人が準決勝へ進出、2組に分かれて決勝進出を競う
 各組上位3人が決勝へと進み、決勝は6選手で競う

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【男子】
▼立位の部
 新田 佳浩(日立ソリューションズ) 6位
 川除 大輝(日立ソリューションズJrスキークラブ・日本大学) 予選8位、セミファイナル4位敗退
 岩本 啓吾(東京美装興業)19位 予選敗退

 [優勝:ヴィタリー・マリシェフ(ロシア)]

▼座位の部
 森 宏明(朝日新聞社) 25位 予選敗退

 [優勝:イヴァン・ゴルコフ(ロシア)]

【女子】
▼立位の部
 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 予選10位、セミファイナル5位敗退

 [優勝:ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー)]

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■談話

▼新田 佳浩 選手(日立ソリューションズ)
6位という結果は満足ではありませんが、決勝まで残ることができたことは良かったと思います。準決勝、決勝を通じて、平地で海外選手に差をつけられた部分は課題ですが、登りで粘ることができたことは今後に繋がると思います。最後にこの結果を残せたのは、1人の力ではなくチーム一丸となった結果です。バイアスロンチームには、更に上位を目指して頑張ってもらいたいです。

▼長濱 一年 クロスカントリースキーチーフコーチ(日立ソリューションズ監督)
リレハンメル大会競技4日目の今日はスプリント競技が行われ我々日本チームは男女立位の部と男子座位の部に選手をエントリーし挑んだ。
天候も安定しコンディションの良い中で競技は行われ、男子立位の部に出場したエースの新田佳浩が予選と準決勝を勝ち抜いて決勝へ進み、6位となり日本勢最高順位となった。新田は今大会3レース目ということでだいぶレース感覚も取り戻しつつあり、レースを重ねるごとに調子を上げてきていた。本日のスプリントは得意とする競技でもあったことで、予選から積極的なレースを繰り広げ、続く準決勝でも危なげなく勝ち抜いた。決勝では予定どおり世界ランキング上位が出そろいスタート直後からハイスピードの展開となり終始デットヒートを繰り広げるも、後半にさらに集団のスピードが加速してつき切れずあと一歩およばず表彰台を逃した。しかし、現在の体調も含めもっている実力以上のパフォーマンスを発揮してくれたことで今後に手応えを感じる兆しあるレース内容であり評価は高い。次のスプリント競技では是非と
も表彰台を狙いたい。また、男子の川除大輝と女子の阿部友里香も予選を通過し準決勝に進んだ。惜しくも敗れ、決勝へ進むことができなかったが調子は上向き傾向で今後期待の持てるレース内容であった。ほか、立位男子の岩本啓吾と座位男子の森宏明は予選通過には至らなかったがレースを追うごとに技術やスピードを高めてきているため今後のレースに期待を寄せている。