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【パラノルディック】WPNS世界パラノルディックスキーワールドカップ第1戦・大会5日目

世界パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月12日にノルウェーのリレハンメルで開幕し、大会5日目の男女バイアスロン・インディビデュアルが行われました。本日は気温がマイナス10度を下回る過酷なレースとなりました。日本からは4名が出場し、立位の佐藤圭一選手が9位、出来島桃子選手は11位、阿部友里香選手が14位、座位の森宏明選手は20位でした。

日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

■開催日/12月18日(水) ■スタート時間/午前9時30分
■時差/8時間  ■開催地/ノルウェー リレハンメル
■天候/晴れ   ■気温/−12℃  ■雪温/−12℃
■開催種目/男女バイアスロン・インディビデュアル
      立位15km 座位12.5km

●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに走力タイムに1分が加算される
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
 例)P=2(0+1+0+1)
    =ペナルティー2(1回目+2回目+3回目+4回目)

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【男子】
▼立位の部
 佐藤 圭一(エイベックス) 9位 
   45分57秒7 P=1(1+0+0+0)

 [優勝:ヴラディスラフ・レコンセヴ(ロシア) 
   40分43秒5 P=1(1+0+0+0)]

▼座位の部
 森 宏明(朝日新聞社) 20位 
   1時間00分11秒7 P=9(2+3+2+2)

 [優勝:タラス・ラッド(ウクライナ) 
   40分55秒1 P=0]

【女子】
▼立位の部
 出来島 桃子(新発田市役所) 11位 
   1時間01分00秒7 P=1(0+0+1+0)

 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 14位 
   1時間05分01秒0 P=7(1+1+2+3)

 [優勝:オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 
   50分25秒7 P=1(0+0+1+0)]

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■談話
▼佐藤 圭一 選手(エイベックス)
現地入りした頃の気温0度くらいから一気に下がり、今日はマイナス17.7度の極寒の中での初戦という事で緊張したが、一発のミス以外は、いつもの射撃ができた。滑りでは1st lap が力み過ぎ動きが硬かった事が課題。スタンディング男子はペナルティゼロかつ走力とのトータルパフォーマンスをどこまで上げていけるかが上位入賞のカギとなってくるため、今日の課題を活かして明日の7.5kmSprintではさらに上位を狙いたい。

▼小舘 操ヘッドコーチ、バイアスロンチーフコーチ (日本障害者スキー連盟専任コーチ)
ワールドカップ第1戦、クロスカントリー競技新田選手6位入賞の勢いそのまま、バイアスロン競技、本日インディビジュアル種目に日本チーム4名参戦致しました。今シーズン基本・基礎の強化を重点に行い、コンビネーショントレーニング不足では有りましたが、フィンランド合宿及びリレハメル現地入り後、今やるべき事を1つ1つ確実に行い本日を迎えました。本日は佐藤選手の20発中19発命中ペナルティー1分9位が最高順位、続く出来島選手ペナルティー1分、阿部選手7分、森選手9分、現時点の力と素直に受け止め引き続き今やるべき事を確実に行い次のレースに臨みます。引き続き応援宜しくお願い致します。