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【パラノルディック】W杯第3戦 ドイツ大会 5日目

世界パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第3戦が2月1日にドイツのフィンステラウで開幕し、大会5日目の男女クロスカントリー・ショート・クラシカルが行われました。

日本からは6名の選手が出場し、男子立位の新田佳浩選手(日立ソリューションズ)は8位、川除大輝選手(日立ソリューションズジュニアスキークラブ・日本大学)が10位、佐藤圭一選手(エイベックス)13位、岩本啓吾選手(東京美装興業)は16位でした。また、男子座位の森宏明選手(朝日新聞社)は24位。女子立位の阿部友里香選手(日立ソリューションズ)は8位でした。

日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

■開催日/2月7日(金) ■スタート時間/午前10時00分
■時差/8時間  ■開催地/ドイツ フィンステラウ
■天候/曇り   ■気温/-3℃  ■雪温/0℃
■開催種目/男女クロスカントリー・ショート・クラシカル 立位7.5km、座位5km

【男子】
▼立位の部
 新田 佳浩(日立ソリューションズ) 8位 21分17秒8

 川除 大輝(日立ソリューションズJrスキークラブ・日本大学) 10位 21分25秒6

 佐藤 圭一(エイベックス)13位 22分52秒4

 岩本 啓吾(東京美装興業)16位 23分36秒9

 [優勝:ヴィタリイ・マルイシェフ(ロシア)19分21秒4]

 

▼座位の部
 森 宏明(朝日新聞社) 24位 15分12秒9

 [優勝:イヴァン・ゴルコフ(ロシア)12分17秒7]

 

【女子】
▼立位の部
 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 8位 28分18秒2

 [優勝:ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー) 23分57秒6]

 

■談話
▼新田 佳浩 選手 (日立ソリューションズ)
フィンステラウのコースは林間と日当たりで大きく雪質が変わるため、グリップワックスの選択が非常に難しい中でレースが行われました。
昨日からワックススタッフとコミュニケーションを取り、最善のワックスのおかげでなんとか8位になることができたことは良かった。ただ、ロシア選手との差を縮めることができなかったことは、今後の課題です。明日もレースが続くので、最後までチーム一丸となって頑張ります

▼長濱 一年 クロスカントリースキーチーフコーチ
本日クロスカントリー競技2戦目、ショート種目が行われ、我々は立位の部と座位の部にエントリーしレースに挑んだ。男子立位の部に出場した新田選手の8位が日本勢最高順位となり振るわなかった。コースコンディションに応じたマテリアル選択では特段問題はなかったが、日本選手の弱点である平地の地形が多いコースプロフィールに対応しきれなかったことが要因でもあった。平地滑走のテクニックで必要とされる上半身のパワートレーニングは、日頃から心がけ強化は進めているが強豪国選手と比較するとまだまだ力の違いを感じさせられたレースでもあった。今日の反省を今後の強化課題点と受け止め、気持ちを切替え明日のレースに再度臨みたい。また、ほか男子立位の川除、佐藤、岩本選手、女子立位の阿部選手、男子座位の森選手にも同じことがいえるため今日のレースを検証し明日のレースで巻き返しできるよう頑張らせたい。