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【パラアルペン】アジアカップ回転(SL)第2戦 大会最終日

2020パラアルペンスキー競技大会アジアカップ supported by 前田建設工業もいよいよ最終日。大会の最後を飾るのは、回転(SL)第2戦です。

 

男子立位は、ベテランの三澤拓選手が得意種目で実力を発揮。高橋幸平選手の4戦全勝にストップをかけ、今大会初優勝を果たしました。女子座位では、田中佳子選手が安定した滑りで4勝目を記録。そして、男子座位では森井大輝選手、女子立位では本堂杏実選手がそれぞれ勝利を飾りました。

 

 

4日間にわたり開催されてきたアジアカップは、本日のレースをもって閉幕となります。応援してくださった皆様、そして様々な形で大会を支えてくださった皆様、どうもありがとうございました。パラアルペン、IDアルペン、デフアルペンの選手たちの活躍に今後も引き続き、ご注目くださいますようお願い申し上げます。

■開催日/2月16日(日) ■スタート時間/午前8時50分
■開催地/菅平高原パインビークスキー場(長野県上田市)
■天候/雨   ■スタート地点気温/5℃  
■開催種目/回転(SL)

 

■女子
▼立位
 優勝 本堂杏実(日本体育大学大学院)LW6/8-2 1分46秒13
 2位 神山則子(学校法人日本教育財団大阪医専)LW9-1 1分47秒64

▼座位
 優勝 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 1分46秒42
 2位 原田紀香(株式会社富士通マーケティング)LW12-1 1分58秒14
 3位 岸本愛加(株式会社タスク・フォース)LW11 2分30秒28

 

▼知的障害
 優勝 梅澤知代(ソニー希望・光株式会社) 2分20秒54
 2位 馬場圭美(株式会社タカネットサービス) 3分00秒05

 

 

■男子
▼立位
 優勝 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 1分29秒59
 2位 高橋幸平(日本体育大学)LW9-2 1分30秒76
 3位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 1分32秒43

▼座位
 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 1分23秒10
 2位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 1分24秒68
 3位 狩野 亮(株式会社マルハン)LW11 1分27秒58

▼知的障害
 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 1分37秒41
 2位 平野井 渉(株式会社ローソンウィル) 1分48秒27
 3位 木附雄祐(株式会社ひなり) 1分48秒34

▼聴覚障害
 優勝 中村晃大(松川村) 1分30秒41

 

■談話
▼ 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)
4日間の中では一番、雪面硬化剤も効いてくれたので、これならある程度自分の理想どおりに滑れると、不安なくスタートが切れました。高橋選手が成長してきて、練習でも刺激になっていますが、やっぱりひとつぐらいは勝っておかないと(笑)。シーズンはじめから3月のワールドカップに照準を合わせてきたので、体が順調な今、滑りのほうをもっと安定させていきたいです。今回のような雪質を滑ったことでまた引き出しが増えたと思うので、それをいかに使っていけるかが重要になると思います。

▼ 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)
今日は優勝することができてうれしく思っています。昨日、僕の会社のメカニックの方が来てくれて、レース後にチェアスキーのセッティングを見直すことができて、すごく滑りが良くなったと感じています。自分一人の力ではなくて、サポートしていただいている方たちの力もあっての勝利です。この勢いを3月のワールドカップ最終戦につなげたいと思います。表彰台の真ん中に立つための準備は十分にしてきたと思うので、自分でも楽しみにしています。

▼ 本堂杏実(日本体育大学大学院)
初戦で転んでしまったので、そこは反省する部分でしたが、2戦目からはしっかりと、今できる自分の滑りは出せたのではないかと思っています。3月からのワールドカップ最終戦に向けて、ケガで休んでいた以前の感覚は取り戻すことはできたのではないかと思いました。次のヨーロッパ遠征からは高速系の種目も行なわれるので、そこに向けての体づくりを日本にいる間に行ない、最後まで気を抜かず、あきらめすにやっていきたいと思っています。