- IDノルディック
2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 最終日結果 クロスカントリースキーロングで青柳伶奈が8位入賞!
国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス
キー世界選手権大会がフランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、最終日の本
日、男女クロスカントリースキー・ロングが行われました。
日本からは5名の選手が出場し、青柳伶奈選手(イオン北海道)が8位入賞しま
した。
西村潤一選手(澁谷工業)は9位、村越裕太郎選手(あかね園)が10位、阿部
昂平選手(伸康会)は14位、戸島寿々香選手(あいべつ校)が9位でした。
■談話
▼青柳 伶奈選手(イオン北海道)
最終日のレースは、3㎞×3周の9kmフリーでした。スタート直後は、先頭グルー
プについていくことができましたが、直ぐに離されてしまいました。
ザクザクの雪で滑りにくく、1周目の下りで転倒したり、足がパンパンに張ってし
まって自分の走りができませんでした。とても反省の残るレースでしたが入賞でき
て良かったです。
今後の練習で自分に厳しくし、体力などつけていきたいと思いました。
▼富士原 裕三 監督 (北海道美深高等養護学校あいべつ校 教諭)
大会4日目の最終日、クロスカントリースキーロングフリー男子15㎞、女子9㎞
がマススタートで行なわれました。
3㎞を男子が5周、女子が3周するコースで、男子は西村潤一、村越裕太郎、阿部
昂平、女子は青柳伶奈、戸島寿々香選手の代表全5選手が出場し、青柳が8位とい
う結果だった。
女子の青柳はスタート直後、先頭集団について走るが、下りで転倒、後半の疲れか
らのスピードダウンしてしまった。ただ最後まで諦めないで走りきり8位でゴール
し入賞することができました。
他の選手は、西村が9位、村越が10位、阿部が14位、戸島が9位でした。
最終日のレースでは、各選手が疲れがたまって本来の走りができず悔しい思いをし
ましたが最後まで諦めない走りを見せてくれました。
個人レースでは上位と走力の差がついている現実を受け止め、今大会の日本チーム
の結果を振り返り、今後につなげていきたいと思います。