2021年2月にノルウェーで開催予定だったワールドパラスノースポーツ世界選手権につきまして、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2022年に延期されることが、11月25日に発表されました。
https://www.paralympic.org/news/world-para-snow-sports-championships-postponed-2022
パラアルペンスキー、パラノルディックスキー、パラスノーボードのいずれのチームも、世界選手権は今シーズン最大の目標として掲げてきた大会であり、北京パラリンピックの出場資格を獲得するうえでも、重要な大会でした。
しかしながら、感染症が世界的に広がっている状況の中、選手や開催国に住む人達の安全を考えると、適切な判断だったと考えます。
厳しい状況のなか、世界選手権を開催できる方法を模索してくれた大会組織委員会とワールドパラスノースポーツのすべての関係者に感謝申し上げます。
私たちの今シーズンのもう一つの大きな目標は、2021年3月に予定されている北京パラリンピックプレ大会(ワールドカップ)です。北京パラリンピックのテスト大会として位置づけられているこの大会が、予定通り開催され、日本チームも参加できることを強く期待しています。
不確実なことが多く、厳しい環境下ではありますが、日本障害者スキー連盟では、北京2022パラリンピック冬季大会で選手たちが活躍できるように、あらゆる可能性を模索し、強化事業を行ってまいります。
引き続き、応援とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
日本障害者スキー連盟
強化本部長 大日方 邦子