お知らせ

  • 大会結果

【パラノルディック】世界パラノルディックスキーワールドカップ第1戦・1日目

世界パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月12日にノルウェーのリレハンメルで開幕し、大会1日目の男女クロスカントリー・ショート・クラシカルが行われました。日本からは7名の選手が出場し、男子立位の新田佳浩選手が7位、川除大輝選手は10位、佐藤圭一選手12位、岩本啓吾選手21位、座位の森宏明選手は27位でした。女子立位の阿部友里香選手は9位、岩本美歌選手は14位でした。

日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

■開催日/12月12日(木) ■スタート時間/午前10時00分
■時差/8時間   ■開催地/ノルウェー リレハンメル
■天候/曇りのち雪 ■気温/1℃  ■雪温/-1℃
■開催種目/男女クロスカントリー・ショート・クラシカル
      立位7.5km、座位5km
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【男子】
▼立位の部
 新田 佳浩(日立ソリューションズ) 7位 20分46秒2

 川除 大輝(日立ソリューションズJrスキークラブ・日本大学) 
       10位 21分28秒6

 佐藤 圭一(エイベックス)12位 22分25秒7

 岩本 啓吾(東京美装興業)21位 26分17秒8

 [優勝:ヴラディスラフ・レコンセヴ(ロシア)19分08秒0]

▼座位の部
 森 宏明(朝日新聞社) 27位 19分29秒9

 [優勝:イヴァン・ゴルコフ(ロシア)13分54秒6]

【女子】
▼立位の部
 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 9位 28分35秒1

 岩本 美歌(北海道エネルギー パラスキージュニアチーム/富山県立雄山高校)
       14位 43分30秒6

 [優勝:ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー) 24分27秒6]

【ルーキーレース】
クラシフィケーションを受けた選手たちによるルーキーレースが行われました。
▼クラス混合
 柴田 真聖(岩手県立杜陵高等学校) 5位 14分48秒4

 唯野大翔(北海道エネルギー パラスキージュニアチーム/北海道当麻町立当麻中学校)DNS

 [優勝:クロエ・ピント(フランス) 11分04秒2]

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■談話
▼新田 佳浩 選手(日立ソリューションズ)
今シーズン初戦は得意のクラシカルでした。距離の変更、ロシアの復帰など、外的な変化はありましたが、ラストスパートを出来たことは今シーズン行なってきたトレーニングの成果だと思います。レースは始まったばかりなので、コーチ、スタッフ、選手がコミュニケーションを取り合いながら、明日以降のレースもより良い結果を目指していきたいと思います。

 

 

▼長濱 一年 クロスカントリースキーチーフコーチ(日立ソリューションズ監督)

本日、ワールドカップ開幕戦ノルウェー・リレハマー大会初日、立位の部は男女のショート7.5kmクラシカル競技、座位の部は男子ショート5km競技が行われた。我々は男子立位の部に出場した新田佳浩の7位がチーム最高順位であった。シーズン最初のレースということでペース配分がうまくつかめず苦戦する展開となったが、レース後半にペースを上げ加速できたことで次につながる展開を見せてく
れたことは評価できる内容でもあった。初戦を終えレース内容を検証し課題と反省点を修正し次のレースに臨みたいと思う。
また、ほか出場した選手も初戦ということで、滑りに焦りと硬さが見受けられ本来の個々の持つ良いパフォーマンスを発揮することができなかったが、初戦を終え幾分余裕も生まれてきた様子が伺えたので気持ちを切替え次のレースに臨みたい。レースは明日からも続くため我々は次のレースで巻き返しできるよう意欲を燃やし頑張って行きたい。

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WPSBスノーボードワールドカップ・フィンランド大会

国際パラリンピック委員会主催のW杯フィンランド大会(12/3・4)の結果を更新いたしました。

▼大会結果

https://jps-ski.com/result/

  • 大会結果

WPSBスノーボードワールドカップ・フィンランド大会 日本から代表選手6名が出場!小栗大地が初日2位、2日目3位!

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)フィンランド大会が12月3日にフィンランドのピュハで開幕し、男女スノーボードクロス(SBX)が行われました。日本からは6名の選手が出場しました。
初日の3日はLL1部の小栗大地選手(三進化学工業)が2位、小須田潤太選手(オープンハウス)が5位に、LL2部の岡本圭司選手(サイドウェイ)が6位、市川貴仁選手(エレマテック)12位、田原権太選手(戸田レーシング)13位、ULの部の大岩根正隆選手(ベリサーブ)が13位に入りました。2日目の4日は、小栗大地選手が3位、小須田潤太選手が4位に、岡本圭司選手7位、市川貴仁選手8位、田原権太選手13位、大岩根正隆選手が13位に入りました。

※LL1:下肢障害、LL2:下肢障害、UL:上肢障害

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 WPSBスノーボードワールドカップ : フィンランド大会
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■開催日/12月3日(火)4日(水) 
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■時差/7時間   ■開催地/フィンランド/ピュハ
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■開催種目/スノーボードクロス(SBX)
※スノーボードクロスとは
https://jps-ski.com/game/snowboard
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日本選手の成績と各部の優勝者は以下の通りとなります。

■12月3日(火)
▼LL1の部
≫小栗 大地 (三進化学工業) 2位
≫小須田 潤太(オープンハウス) 5位
 [優勝:クリス・ヴォス(オランダ)]

▼LL2の部
≫岡本 圭司 (サイドウェイ) 6位
≫市川 貴仁 (エレマテック) 12位
≫田原 権太 (戸田レーシング) 13位
 [優勝:ベン・タッドホープ(オーストラリア)]

▼ULの部
≫大岩根 正隆 (ベリサーブ) 13位
 [優勝:チー・リジア(中国)]

■12月4日(水)
▼LL1の部
≫小栗 大地 (三進化学工業) 3位
≫小須田 潤太(オープンハウス) 4位
 [優勝:クリス・ヴォス(オランダ)]

▼LL2の部
≫岡本 圭司 (サイドウェイ) 7位
≫市川 貴仁 (エレマテック) 8位
≫田原 権太 (戸田レーシング) 13位
 [優勝:ベン・タッドホープ(オーストラリア)]

▼ULの部
≫大岩根 正隆 (ベリサーブ) 13位
 [優勝:チー・リジア(中国)]

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 今シーズンのスケジュール
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2020年
1/29~1/30 NORAMカップ(サンヴァレー アメリカ)
3/3~3/4 ワールドカップ スペイン大会
3/10~3/15 NORAMカップ(ハーフィエル、ノルウェー)
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  • 大会結果

ピュハ2019:ワールドパラスノーボード世界選手権 2日目スノーボードクロスで市川貴仁5位、小栗大地6位入賞!

 国際パラリンピック委員会主催のピュハ2019ワールドパラスノーボード世
界選手権が3月27日にフィンランドのピュハで開幕し、2日目のスノーボード
クロスが行われました。

 日本からは5名の代表選手が出場し、LL2部の市川貴仁選手(エレマテック
株式会社)がファイナルブロンズでウィナーとなり5位入賞、LL1部の小栗大
地選手(三進化学工業株式会社)はクオーターファイナルに進出し6位入賞とな
りました。
 小須田潤太選手(株式会社オープンハウス)は7位、田渕伸司選手(兵庫県立
出石高等学校)は9位、大岩根正隆選手(キヤノン株式会社)は11位でした。

  • 大会結果

ピュハ2019:ワールドパラスノーボード世界選手権 初日バンクドスラロームで田渕伸司選手が3位!

 国際パラリンピック委員会主催のピュハ2019ワールドパラスノーボード世
界選手権が3月27日にフィンランドのピュハで開幕し、初日のバンクドスラロ
ームが行われました。

 日本からは5名の代表選手が出場し、LL2部の田渕伸司選手(兵庫県立出石
高等学校)が3位に入り表彰台に登りました。
 また、市川貴仁選手(エレマテック株式会社)と小栗大地選手(三進化学工業
株式会社)がともに5位入賞です。小須田潤太選手(株式会社オープンハウス)
は8位、大岩根正隆選手(キヤノン株式会社)は9位でした。

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 ピュハ2019ワールドパラスノーボード世界選手権:初日
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■開催日/3月27日(水) ■スタート時間/午前11時00分
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■開催地/フィンランド ピュハ
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■開催種目/バンクドスラローム(BSL)

バンクドスラロームは旗門コースを回転しながら滑り降りる記録を競う競技です。
スノーボードをしながら行う回転競技(Slalom)と言うことができ、選手の回転
を容易にするために、各旗門にはバンクが作られています。
各選手は、各コース走行で得られた記録の最高記録で順位が決定されます。
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【談話】
≫田渕 伸司選手 (兵庫県立出石高等学校)
今回3位を獲得できたのは、コーチ、スタッフをはじめ、数多くの人に支えられ、
指導していただいたおかげです。合宿でもチーム全員が切磋琢磨し、お互いを高め
あったおかげで今回、結果につながったのだと思います。この結果に満足すること
なく、表彰台のトップを狙っていきたいと思います。

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  • 大会結果

WPASアルペンスキーワールドカップ フランス・モルジヌ大会 今シーズンの年間総合で村岡が優勝、森井が3位を獲得!!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ フランス・モルジヌ大会が
3月19日にフランスのモルジヌで開幕し、大会2日目の回転(SL)第2戦が
行われました。

 日本からは6名の選手が出場し、村岡桃佳選手(早稲田大学)が2位で表彰台
に登りました。また、座位の森井大輝選手(トヨタ自動車)が4位、立位の高橋
幸平選手(岩手県盛岡農業高等学)5位、本堂杏実選手(日本体育大学)が6位
入賞です。三澤拓選手(SMBC日興証券)は7位、狩野亮選手(マルハン)は棄権
しました。
 今年度の大会が終了し、村岡桃佳選手が年間総合の初優勝、森井大輝選手が
3位になりました。

本日のレースをもって今シーズンの大会は終了いたしました。応援いただき誠に
ありがとうございました。

■談話

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
ワールドカップ最終戦。村岡が2位に入りました。
これで、2018-19 WPASワールドカップシリーズのレースが全て終了し、村岡が自身
初の総合優勝を獲得いたしました!
森井は総合3位になりました。
今シーズンここまで戦えたのも、日頃お世話になっているスポンサー様、支えてく
れる家族、応援してくださる皆様のお陰であります。
心から感謝申し上げます。
また来シーズンもご支援、ご声援の程どうぞ宜しくお願い致します。

  • 大会結果

WPASアルペンスキーワールドカップ フランス・モルジヌ大会 回転(SL)第1戦で森井選手、村岡選手が2位!!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ フランス・モルジヌ大会が
3月19日にフランスのモルジヌで開幕し、大会初日の回転(SL)第1戦が行
われました。

 日本からは6名の選手が出場し、座位の森井大輝選手(トヨタ自動車)と村岡
桃佳選手(早稲田大学)が2位になり表彰台に登りました。森井選手はトップと
0.05秒差でした。立位の本堂杏実選手(日本体育大学)は5位入賞です。
 また、座位の狩野亮選手(マルハン)は10位、立位の三澤拓選手(SMBC日興
証券)は11位、高橋幸平選手(岩手県盛岡農業高等学)は12位でした。 

■談話
▼森井 大輝選手 (トヨタ自動車)
スペインからフランスへ移動し初戦で表彰台に上がることがてきとても嬉しく思っ
ています。明日が今シーズンのワールドカップ最終戦になります。
来シーズンに繋がるレースが出来るようにベストを尽くします。
応援宜しくお願いいたします。

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
フランスに移動してきて初のSLでしたが、雪質・コース共に滑りやすく、良いレー
スが出来ました。
明日はワールドカップの最終戦となります。満足の行く結果を残し、笑顔で帰るこ
とが出来るよう精一杯頑張ります。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
2018-19シーズン World Cupファイナル。MorzineでSL第1戦が行われ、村岡、森井
が2位表彰台に立ちました。
明日は今シーズン最終戦。悔いの残らないように、また来シーズンに繋がるような
滑りができるよう選手、スタッフ共々ベストを尽くしていきたいと思います。

  • 大会結果

WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会 最終日 クロスカントリースキー・ショート・クラシカルで川除3位、新田4位

国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済
2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日
に北海道の札幌で開幕し、大会最終日のクロスカントリースキー(ショート・クラシ
カル)が行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界
選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げ
ています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まりま
す。

本日の各レースの優勝者は、男子立位はマーク・アレンズ選手(カナダ)、視覚はブ
ライアン・マッキーバー選手とガイドのグラハム・ニシカワ(カナダ)、座位はダニ
エル・クノッセン選手(アメリカ)です。
女子立はナタリー・ウィルキー選手(カナダ)、視覚はカリナ・エドリンガー選手と
ガイドのフロリアン・ルパート・ザイヴァルド(オーストリア)、座はオクサナ・マ
スターズ選手(アメリカ)です。

日本からは9選手が出場し、立位の川除大輝選手(株式会社日立ソリューションズJr
スキークラブ・富山県雄山高校)が3位で昨日に続き表彰台に登りました。
また新田佳浩選手(日立ソリューションズ)が4位、視覚の高村和人選手(岩手県立
盛岡視覚支援学校教諭)とガイドの藤田佑平(早稲田大学大学院スポーツ科学研究)
が6位に入賞しました。
男子座位の森宏明選手(明治大学)は9位、立位の岩本啓吾選手(東京美装興業)は
11位。女子立位の阿部友里香選手(日立ソリューションズ)は9位、出来島桃子選
手(新発田市役所)が10位、岩本美歌選手(大沢野中学校)は12位でした。

 以下、各カテゴリーの1位〜6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会最終日
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■開催日/3月17日(日) ■スタート時間/午前10時00分
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■開催地/北海道 札幌
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■天候/やや雪   ■気温/2℃  ■雪温/−2℃
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■開催種目/男女クロスカントリースキー・ショート(クラシカル)
      男子立位・視覚・座位5km
      女子立位・視覚・座位2.5km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
▼立位の部
1位 マーク・アレンズ(カナダ) 13分53秒9
2位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 14分06秒1
3位 川除 大輝(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高
校) 14分12秒6 
4位 新田 佳浩(日立ソリューションズ) 14分19秒3
5位 ウィトールド・スクピエン(ポーランド) 14分33秒5
6位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 14分54秒0 

<日本人選手の順位>
11位 岩本 啓吾(東京美装興業) 16分34秒9 

▼視覚の部
1位 ブライアン・マッキーバー(カナダ) 14分24秒7
   ガイド:グラハム・ニシカワ
2位 エイリク・バイ(ノルウェー) 15分17秒8
   ガイド:オレ・マーティン・リド
3位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 15分37秒0
   ガイド:バジル・ポタペンコ
4位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 15分59秒5
   ガイド:K ヤレメンコ
5位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 16分23秒1
   ガイド:シモン・バルベルデ
6位 高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 19分04秒2
   ガイド:藤田佑平(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)

▼座位の部
1位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 15分45秒1
2位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 16分25秒0
3位 タラス・ラド(ウクライナ) 16分33秒7 
4位 マクシム・ヤロヴィー(ウクライナ) 16分44秒4
5位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 17分07秒0
6位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 17分24秒3 

<日本人選手の順位>
9位 森 宏明(明治大学) 19分07秒5

【女子】
▼立位の部
1位 ナタリー・ウィルキー(カナダ) 8分31秒6
2位 ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー) 8分32秒9
3位 エミリー・ヤング(カナダ) 8分47秒1 
4位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 8分57秒6
5位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 8分58秒5
6位 ブリトニー・フダック(カナダ) 9分02秒5 

<日本人選手の順位>
9位 阿部 友里香(日立ソリューションズ)9分40秒1
10位 出来島 桃子(新発田市役所) 9分59秒8
12位 岩本 美歌(大沢野中学校) 11分44秒1

▼視覚の部
1位 カリナ・エドリンガー(オーストリア) 9分07秒6
   ガイド:フロリアン・ルパート・ザイヴァルド
2位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 9分29秒7
   ガイド:ビラリー・カザコフ
3位 クララ・クルーグ(ドイツ) 10分29秒4
   ガイド:マーティン・ハルト

▼座位の部
1位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 9分40秒6
2位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 9分49秒3
3位 ブリジット・スカシュタイン(ノルウェー) 10分09秒0 
4位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 11分05秒0
5位 リー・ドヨン(韓国) 12分10秒5

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【談話】
≫川除大輝選手(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)

今日も金メダルを狙ってレースに臨みました。距離が短いので最初からガンガン
攻めていこうと考えていましたが、作戦通り入り最後まで全力で走りきることが
できました。
しかし、後半同タイムで銀メダルを競っていた相手に、最後6秒も離されたこと
が非常に悔しいです。
来シーズンは今までよりいい環境に進めるので、たくさんトレーニングを積んで
総合優勝したいです。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

新田選手は今日は4位でしたが、走り自体はピョンチャン・パラリンピックの時
と変らない素晴らしい走りでした。ただ今年から新田選手のクラスは係数が厳し
くなり、それが順位に影響していますが、今日の走りであれば北京にもつながる
力があると思います。

川除選手は今日は3位に入りました。今シーズンは入賞を目標として、北京まで
2年かけて実力を上げていこうと思っています。今日の後はベンジャミンと同等
の走りをしていましたが、アクシデントで転倒があり、それがなければもっと短
縮できたと思います。

今後、バイアスロンのほうで新しいコーチに入ってもらって体制強化をしていき
ます。ただ国内で大会がなくて強化していく環境がないので、広げていく開く環
境を作りたいです。
アメリカやカナダが強くなってるのは人数が少なくても大会をやっているのが要
因としてあるんです。
昨日200人のお客さんとファンランをやりましたがパラの選手との交流の場を
作るのにとても良い機会でした。このような活動を通してファンを増やしていき
たい。

川除選手は来年から日大のスキー部で活動していきます。学生チャンピオンを目
指して頑張ってほしいです。新田選手は毎年テーマを決めて、JISSでトレーニン
グしてます。チームとしては選手一人ひとりにあわせたピーキングの作り方など
をサポートしていきます。

  • 大会結果

WPASアルペンスキーワールドカップ スペイン・モリーナ大会 回転(SL)第2戦で村岡桃佳選手が2位!!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ スペイン・モリーナ大会が
3月11日にスペインのモリーナで開幕し、大会最終日の男女回転(SL)第2
戦が行われました。

 日本からは6名の選手が出場し、村岡桃佳選手(早稲田大学)が2位になりま
した。また、森井大輝選手(トヨタ自動車)が4位、本堂杏実選手(日本体育大
学)が5位入賞しました。狩野亮選手(マルハン)は9位、高橋幸平選手(岩手
県盛岡農業高等学)が7位、三澤拓選手(SMBC日興証券)は棄権しました。

 
■談話

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
自然の中で行うスポーツのため、刻一刻と変化する雪質への対応にもなかなか苦戦
するレースでした。
一度転倒もしてしまいましたが、諦めずに滑り切ることが出来たのは良かったと思
います。しかし同時に、まだまだ練習が必要であると感じました。
残り2戦SLが続きますが気持ちを切らさず、集中して滑り切りたいと思います。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
SL2戦目。村岡が昨日に引き続き2位に入りました。
SLはまだ改善点がありますが、この後Morzineに移動し今シーズンラストSL2連戦、
悔いのないように戦って参ります。

  • 大会結果

WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会3日目 クロスカントリースキー・ミドル・フリーで川除大輝が優勝!!

国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済
2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日
に北海道の札幌で開幕し、大会3日目のクロスカントリースキー・ミドル(フリー)
が行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界
選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げ
ています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まりま
す。

本日の各レースの優勝者は、男子立位は日本の18歳川除大輝選手(株式会社日立ソ
リューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)、視覚はブライアン・マッキーバ
ー選手とガイドのグラハム・ニシカワ(カナダ)、座位はタラス・ラド選手(ウクラ
イナ)です。
女子立位はヴィルデ・ニールセン選手(ノルウェー)、視覚はカリナ・エドリンガー
選手とガイドのフロリアン・ルパート・ザイヴァルド(オーストリア)、座位はオク
サナ・マスターズ選手(アメリカ)です。

日本からは10選手が出場し、立位の佐藤圭一選手(エイベックス)が8位、岩本啓
吾選手(東京美装興業)が13位、星澤克選手(北海道大学)が15位です。視覚の
高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)とガイドの藤田佑平(早稲田大学大
学院スポーツ科学研究科)が8位、座位の森宏明選手(明治大学)は9位でした。
女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)が10位、阿部友里香選手(日立ソリュ
ーションズ)が11位、岩本美歌選手(大沢野中学校)が12位でした。 

以下、各カテゴリーの1位〜6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会3日目
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■開催日/3月16日(土) ■スタート時間/午前10時00分
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■開催地/北海道 札幌
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■天候/雪   ■気温/3.5℃  ■雪温/−2℃
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■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル(フリー)
      男子立位・視覚10km、座位7.5km
      女子立位・視覚7.5km、座位5km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/
************************************************************************

【男子】
▼立位の部
1位 川除 大輝(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高
校) 24分39秒1
2位 ウィトールド・スクピエン(ポーランド) 24分50秒9
3位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 25分29秒7 
4位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 25分46秒7
5位 ハコン・オルスラド(ノルウェー) 26分09秒0
6位 マーク・アレンズ(カナダ) 26分12秒5 

<日本人選手の順位>
8位 佐藤 圭一(エイベックス) 26分56秒4 
13位 岩本 啓吾(東京美装興業) 31分18秒1 
15位 星澤 克(北海道大学) 35分11秒2

▼視覚の部
1位 ブライアン・マッキーバー(カナダ) 24分24秒3
   ガイド:グラハム・ニシカワ
2位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 24分56秒9
   ガイド:バジル・ポタペンコ
3位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 25分03秒8
   ガイド:K ヤレメンコ
4位 エイリク・バイ(ノルウェー) 25分27秒3
   ガイド:オレ・マーティン・リド
5位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 26分24秒3
   ガイド:シモン・バルベルデ
6位 アナトリ・コバレフスキー(ウクライナ) 27分10秒0
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン

<日本人選手の順位>
8位 高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 31分05秒7
   ガイド:藤田佑平(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)

▼座位の部
1位 タラス・ラド(ウクライナ) 24分00秒3
2位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 24分07秒3
3位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 24分37秒5 
4位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 24分40秒2
5位 マクシム・ヤロヴィー(ウクライナ) 24分52秒8
6位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 25分04秒0 

<日本人選手の順位>
9位 森 宏明(明治大学) 28分54秒5

【女子】
▼立位の部
1位 ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー) 20分41秒5
2位 ナタリー・ウィルキー(カナダ) 21分24秒3
3位 バウマン・ユリア・バテンコバ(ウクライナ) 21分45秒7 
4位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 21分49秒7
5位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 21分55秒0
6位 エミリー・ヤング(カナダ) 22分18秒9 

<日本人選手の順位>
10位 出来島 桃子(新発田市役所) 23分00秒6
11位 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 23分04秒7
12位 岩本 美歌(大沢野中学校) 27分31秒9

▼視覚の部
1位 カリナ・エドリンガー(オーストリア) 21分29秒7
   ガイド:フロリアン・ルパート・ザイヴァルド
2位 クララ・クルーグ(ドイツ) 21分53秒6
   ガイド:マーティン・ハルト
3位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 22分05秒3
   ガイド:ビラリー・カザコフ

▼座位の部
1位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 17分09秒8
2位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 17分42秒3
3位 ブリジット・スカシュタイン(ノルウェー) 18分00秒9 
4位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 20分28秒6
5位 リー・ドヨン(韓国) 22分35秒9

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【談話】
≫川除大輝選手(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)

今日はメダル獲得を目標にレースに臨みました。いつも後半でペースが落ちてし
まうので、今日は前半落ち着いて抑えて走り、後半どんどん加速していく作戦で
したが、その通りのレース展開にできました。
明日は金メダルだけを狙っていきます。引き続き応援宜しくお願いします。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

今季2勝目となる川除大輝選手の走りは同じLW5/7クラス(両腕障害でスキーポー
ルを持たない)でライバルのウィトールド・スクピエン選手(ポーランド)に13
秒差で優勝。フランスのベンジャミン選手にも54秒差という圧勝だった。
大きく天候が崩れワックスが難しい中でのレースで、ワックスチーム(佐藤勇治コ
ーチと長浜一年コーチ、向広大コーチ)や、順位を瞬時に計測できるタイムランチ
ャーの勝利とも言える。
1周目は1秒差で接戦、2周目3秒、3周目5秒、そしてゴールで13秒差。後半
に強い川除選手の特徴を出すことができたレースだった。
明日はクラシカルレースで、いよいよ新田佳浩選手が出場する。世界のメダリスト
たちと今シーズン最後のレースで、チーム一丸となって頑張ります。