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  • 大会結果

WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会3日目 クロスカントリースキー・ミドル・フリーで川除大輝が優勝!!

国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済
2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日
に北海道の札幌で開幕し、大会3日目のクロスカントリースキー・ミドル(フリー)
が行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界
選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げ
ています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まりま
す。

本日の各レースの優勝者は、男子立位は日本の18歳川除大輝選手(株式会社日立ソ
リューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)、視覚はブライアン・マッキーバ
ー選手とガイドのグラハム・ニシカワ(カナダ)、座位はタラス・ラド選手(ウクラ
イナ)です。
女子立位はヴィルデ・ニールセン選手(ノルウェー)、視覚はカリナ・エドリンガー
選手とガイドのフロリアン・ルパート・ザイヴァルド(オーストリア)、座位はオク
サナ・マスターズ選手(アメリカ)です。

日本からは10選手が出場し、立位の佐藤圭一選手(エイベックス)が8位、岩本啓
吾選手(東京美装興業)が13位、星澤克選手(北海道大学)が15位です。視覚の
高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)とガイドの藤田佑平(早稲田大学大
学院スポーツ科学研究科)が8位、座位の森宏明選手(明治大学)は9位でした。
女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)が10位、阿部友里香選手(日立ソリュ
ーションズ)が11位、岩本美歌選手(大沢野中学校)が12位でした。 

以下、各カテゴリーの1位〜6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会3日目
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■開催日/3月16日(土) ■スタート時間/午前10時00分
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■開催地/北海道 札幌
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■天候/雪   ■気温/3.5℃  ■雪温/−2℃
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■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル(フリー)
      男子立位・視覚10km、座位7.5km
      女子立位・視覚7.5km、座位5km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/
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【男子】
▼立位の部
1位 川除 大輝(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高
校) 24分39秒1
2位 ウィトールド・スクピエン(ポーランド) 24分50秒9
3位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 25分29秒7 
4位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 25分46秒7
5位 ハコン・オルスラド(ノルウェー) 26分09秒0
6位 マーク・アレンズ(カナダ) 26分12秒5 

<日本人選手の順位>
8位 佐藤 圭一(エイベックス) 26分56秒4 
13位 岩本 啓吾(東京美装興業) 31分18秒1 
15位 星澤 克(北海道大学) 35分11秒2

▼視覚の部
1位 ブライアン・マッキーバー(カナダ) 24分24秒3
   ガイド:グラハム・ニシカワ
2位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 24分56秒9
   ガイド:バジル・ポタペンコ
3位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 25分03秒8
   ガイド:K ヤレメンコ
4位 エイリク・バイ(ノルウェー) 25分27秒3
   ガイド:オレ・マーティン・リド
5位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 26分24秒3
   ガイド:シモン・バルベルデ
6位 アナトリ・コバレフスキー(ウクライナ) 27分10秒0
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン

<日本人選手の順位>
8位 高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 31分05秒7
   ガイド:藤田佑平(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)

▼座位の部
1位 タラス・ラド(ウクライナ) 24分00秒3
2位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 24分07秒3
3位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 24分37秒5 
4位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 24分40秒2
5位 マクシム・ヤロヴィー(ウクライナ) 24分52秒8
6位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 25分04秒0 

<日本人選手の順位>
9位 森 宏明(明治大学) 28分54秒5

【女子】
▼立位の部
1位 ヴィルデ・ニールセン(ノルウェー) 20分41秒5
2位 ナタリー・ウィルキー(カナダ) 21分24秒3
3位 バウマン・ユリア・バテンコバ(ウクライナ) 21分45秒7 
4位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 21分49秒7
5位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 21分55秒0
6位 エミリー・ヤング(カナダ) 22分18秒9 

<日本人選手の順位>
10位 出来島 桃子(新発田市役所) 23分00秒6
11位 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 23分04秒7
12位 岩本 美歌(大沢野中学校) 27分31秒9

▼視覚の部
1位 カリナ・エドリンガー(オーストリア) 21分29秒7
   ガイド:フロリアン・ルパート・ザイヴァルド
2位 クララ・クルーグ(ドイツ) 21分53秒6
   ガイド:マーティン・ハルト
3位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 22分05秒3
   ガイド:ビラリー・カザコフ

▼座位の部
1位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 17分09秒8
2位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 17分42秒3
3位 ブリジット・スカシュタイン(ノルウェー) 18分00秒9 
4位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 20分28秒6
5位 リー・ドヨン(韓国) 22分35秒9

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【談話】
≫川除大輝選手(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)

今日はメダル獲得を目標にレースに臨みました。いつも後半でペースが落ちてし
まうので、今日は前半落ち着いて抑えて走り、後半どんどん加速していく作戦で
したが、その通りのレース展開にできました。
明日は金メダルだけを狙っていきます。引き続き応援宜しくお願いします。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

今季2勝目となる川除大輝選手の走りは同じLW5/7クラス(両腕障害でスキーポー
ルを持たない)でライバルのウィトールド・スクピエン選手(ポーランド)に13
秒差で優勝。フランスのベンジャミン選手にも54秒差という圧勝だった。
大きく天候が崩れワックスが難しい中でのレースで、ワックスチーム(佐藤勇治コ
ーチと長浜一年コーチ、向広大コーチ)や、順位を瞬時に計測できるタイムランチ
ャーの勝利とも言える。
1周目は1秒差で接戦、2周目3秒、3周目5秒、そしてゴールで13秒差。後半
に強い川除選手の特徴を出すことができたレースだった。
明日はクラシカルレースで、いよいよ新田佳浩選手が出場する。世界のメダリスト
たちと今シーズン最後のレースで、チーム一丸となって頑張ります。

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WPASアルペンスキーワールドカップ スペイン・モリーナ大会 回転(SL)第1戦で森井大輝、村岡桃佳がともに2位!!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ スペイン・モリーナ大会が
3月11日にスペインのモリーナで開幕し、大会4日目の男女回転(SL)第1
戦が行われました。

 日本からは6名の選手が出場し、森井大輝選手(トヨタ自動車)、村岡桃佳選
手(早稲田大学)が2位に入りました。
また、三澤拓選手(SMBC日興証券)、本堂杏実選手(日本体育大学)が5位に入
賞しました。高橋幸平選手(岩手県盛岡農業高等学)は7位、狩野亮選手(マル
ハン)は棄権しました。

 
■談話
▼森井 大輝選手 (トヨタ自動車)
回転でも表彰台に登ることができとても嬉しく思っています。
技術面やセッティングなと改善を積み重ねていきたいと思います。

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
1位の選手と大差をつけられての2位という結果でした。苦手種目であるSLは反省
点が多く、一本一本が練習であり勉強だと思っています。と思いつつも、レースで
は無意識のうちに体が固くなってしまい、練習のように滑れないというのが私自身
の課題です。それも含めて全てを受け入れ、一つでも多くのことを吸収出来るよう
頑張ります。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
本日のSLレース。村岡、森井共に2位に入りました。
1本目と2本目でバーン状況の変わる中、また明日への課題も見えてきました。
選手は疲労も溜まってきているかと思いますが、しっかりコンディショニングを整
え、また明日のレースに備えます!

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WPASアルペンスキーワールドカップ スペイン・モリーナ大会 大回転(GS)第3戦で村岡桃佳が優勝、森井大輝が3位!!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ スペイン・モリーナ大会が
3月11日にスペインのモリーナで開幕し、大会3日目の男女大回転(GS)第
3戦が行われました。

 日本からは6名の選手が出場し、村岡桃佳選手(早稲田大学)が優勝、森井大
輝選手(トヨタ自動車)が3位で表彰台に上がりました。本堂杏実選手(日本体
育大学)は4位入賞でした。
三澤拓選手(SMBC日興証券)は14位、狩野亮選手(マルハン)、高橋幸平選手
(岩手県盛岡農業高等学)は棄権しました。

 

■談話

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
世界選手権1戦、ワールドカップ6戦の計7戦において全レース優勝することが出
来ました。自分自身大変驚いている結果ではありますが、素直に嬉しく思います。
この結果は結果として受け止め、明日からのSLのレースは気持ちを新たに全力を尽
くします。

▼森井 大輝選手 (トヨタ自動車)
今シーズン、ワールドカップ大回転のレースを終えることができました。
スペインでのレースでは表彰台にも上がることができ、来シーズンにつながる滑り
ができたと思います。
また、スペイン・フランスでの回転に向けて努力します。
引き続き応援宜しくお願いします。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
今レース、村岡GS3連勝!
今シーズンのワールドカップGS6戦 全勝を果たしました。
これも本人の努力と周りからのサポートから成し得たものと思います。
また、森井も2本目ミスしながらも3位に食らいつき、その失敗もまた次に繋がる
ものとなりました。 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ スペイン・モリーナ大会が
3月11日にスペインのモリーナで開幕し、大会3日目の男女大回転(GS)第
3戦が行われました。

 日本からは6名の選手が出場し、村岡桃佳選手(早稲田大学)が優勝、森井大
輝選手(トヨタ自動車)が3位で表彰台に上がりました。本堂杏実選手(日本体
育大学)は4位入賞でした。
三澤拓選手(SMBC日興証券)は14位、狩野亮選手(マルハン)、高橋幸平選手
(岩手県盛岡農業高等学)は棄権しました。

 

■談話

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
世界選手権1戦、ワールドカップ6戦の計7戦において全レース優勝することが出
来ました。自分自身大変驚いている結果ではありますが、素直に嬉しく思います。
この結果は結果として受け止め、明日からのSLのレースは気持ちを新たに全力を尽
くします。

▼森井 大輝選手 (トヨタ自動車)
今シーズン、ワールドカップ大回転のレースを終えることができました。
スペインでのレースでは表彰台にも上がることができ、来シーズンにつながる滑り
ができたと思います。
また、スペイン・フランスでの回転に向けて努力します。
引き続き応援宜しくお願いします。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
今レース、村岡GS3連勝!
今シーズンのワールドカップGS6戦 全勝を果たしました。
これも本人の努力と周りからのサポートから成し得たものと思います。
また、森井も2本目ミスしながらも3位に食らいつき、その失敗もまた次に繋がる
ものとなりました。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会2日目 バイアスロン・スプリントの結果

国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済
2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日
に北海道の札幌で開幕し、大会2日目のバイアスロン・スプリントが行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界
選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げ
ています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まりま
す。

本日は昨日とはうって変わった晴天の中競技が繰り広げられました。昨日の午後にか
なりの降雪があり、雪面もより滑走しやすい状態でした。しかし不安定な風が吹き、
射撃面での難しさが見られたレースでした。

各レースの優勝者は、男子立位はベンジャミン・ダビエ選手(フランス)、視覚アン
ソニー・シャレンコン選手、ガイドのシモン・バルベルデ(フランス)、座位はタラ
ス・ラド(ウクライナ)選手です。
女子立位はオレクサンドラ・コノノヴァ選手(ウクライナ)、視覚クララ・クルーグ
選手、ガイドのマーティン・ハルト(ドイツ)、座位はケンダル・グレッシュ選手
(アメリカ)です。

日本からは3選手が出場し、佐藤圭一選手(エイベックス)が昨日に続き5位入賞、
出来島桃子選手(新発田市役所)は8位、阿部友里香選手(日立ソリューションズ)
は9位でした。

 以下、各カテゴリーの1位~6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会2日目
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■開催日/3月14日(木) ■スタート時間/午前10時00分
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■開催地/北海道 札幌
------------------------------------
■天候/晴れ   ■気温/5℃  ■雪温/-1℃
------------------------------------
■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
      男子立位・視覚・座位7.5km
      女子立位・視覚・座位6km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
▼立位の部
1位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 18分16秒0 P=0
2位 ニルス・エリック・ウルセ(ノルウェー) 18分23秒5 P=0
3位 マーク・アレンズ(カナダ) 18分25秒6 P=0
4位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 19分34秒3 P=2(1+
1)
5位 佐藤 圭一(エイベックス) 20分57秒5 P=2(0+2)
6位 サーヒル・ロマニュク(ウクライナ) 21分01秒6 P=3(2+1)

▼視覚の部
1位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 20分06秒9 P=0
   ガイド:シモン・バルベルデ
2位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 20分42秒3 P=2(2
+0)
   ガイド:コスティアンティン・ヤレメンコ
3位 アナトリ・コバレフスキー(ウクライナ) 21分03秒4 P=2(1+
1)
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン
4位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 21分08秒1 P=2(0+2))
   ガイド:バジル・ポタペンコ
5位 ビタリー・ルカネンコ(ウクライナ) 21分45秒8 P=0
   ガイド:ボリス・バーバー
6位 オレクサンダー・マクホトキン(ウクライナ) 23分41秒9 P=5(3
+2)
   ガイド:デニス・ニクラン

▼座位の部
1位 タラス・ラド(ウクライナ) 22分51秒9 P=0
2位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 23分12秒7 P=0
3位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 24分20秒3 P=3(1+2)
4位 マクシム・ヤロヴィー(ウクライナ) 24分26秒0 P=3(1+2)
5位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 24分44秒9 P=2(0+2)
6位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 25分26秒2 P=3(0+3)

【女子】
▼立位の部
1位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 17分40秒1 P=0
2位 エミリー・ヤング(カナダ) 18分32秒7 P=0
3位 ボーダナ・コナシュク(ウクライナ)) 19分18秒0 P=1(0+1)
4位 ブリトニー・フダック(カナダ) 19分20秒2 P=0
5位 イリナ・ブイ(ウクライナ) 19分35秒2 P=1(0+1)
6位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 19分52秒8 P=4(3+
1)

<日本人選手の順位>
8位 出来島 桃子(新発田市役所) 22分11秒8 P=4(2+2)
9位 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 22分25秒3 P=4(0+4)

▼視覚の部
1位 クララ・クルーグ(ドイツ) 20分45秒4 P=0
   ガイド:マーティン・ハルト
2位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 21分34秒3 P=4(2+2)
   ガイド:ガイド:ビラリー・カザコフ

▼座位の部
1位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 21分44秒4 P=0
2位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 22分38秒8 P=3(1+2)
3位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 24分48秒8 P=1(1+0)
4位 リー・ドヨン(韓国) 28分13秒1 P=3(3+0)

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【談話】

▼佐藤 圭一選手(エイベックス)
バイアスロンレースで射撃2回目に2発のミスが出た事が悔しかった。いつもの
TOP4のメンバーに勝ち切れなかった今シーズン。
ハズレの弾痕はカットだったため、このカットをどんな状況下においてもアタリ
にできる射撃姿勢をとれるようになる事、走力も細かい部分のテクニックでタイ
ム短縮が課題。
来シーズンは射撃と滑りの完成度を上げてリベンジしたい。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)
パラバイアスロンの最終戦、スプリントレースが行われました。
日本チームにとっては厳しいレース内容でしたが、その中でも健闘した佐藤圭一
選手は悔いの残るレースでした。2回目の射撃も僅かにカットで的に嫌われたよ
うな2ペナルティになってしまったが、結果は結果で、更に精進して北京パラリ
ンピックめざし、表彰台を狙えるように強化が急務です。新シーズンは元オリン
ピック選手で世界で活躍した小館操コーチ(元陸上自衛隊冬戦教)に新しくパラ
バイアスロン専任コーチとして招聘し新強化体制で臨んでいきます。

今シーズンのバイアスロンレースが全て終了しましたが、この結果を受け止めて
来季に向けトレーニングを積んでまいります。今日も沢山の小学生や観客の皆様
の熱い応援が力になりました。
皆様、ありがとうございまいた。

  • 大会結果

WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会初日 バイアスロン・ミドルの結果

国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済
2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日
に北海道の札幌で開幕し、大会初日のバイアスロン・ミドルが行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界
選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げ
ています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まりま
す。

本日は午後の立位の途中からから激しい雪となり、視覚クラスが終わるまで降り続き
ました。選手も急な地面の状態、射撃の視野の変化への対応力が問われるレースでも
ありました。

本日の各レースの優勝者は、男子立位はベンジャミン・ダビエ選手(フランス)、視
覚はデミトロ・スアルコ選手、ガイドのバジル・ポタペンコ(ウクライナ)、座位は
ダニエル・クノッセン選手(アメリカ)です。
女子立位はオレクサンドラ・コノノヴァ選手(ウクライナ)、視覚はオクサナ・シュ
シコバ選手、ガイドのビラリー・カザコフ(ウクライナ)、座位はオクサナ・マスタ
ーズ選手(アメリカ)です。

日本からは2選手が出場し、佐藤圭一選手(日本)が5位入賞、出来島桃子選手(新
発田市役所)が7位でした。

以下、各カテゴリーの1位~6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会1日目
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■開催日/3月13日(水) ■スタート時間/午前10時30分
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■開催地/北海道 札幌
------------------------------------
■天候/曇り、午後から雪、後晴れ   ■気温/4℃  ■雪温/0℃
------------------------------------
■開催種目/男女バイアスロン・ミドル
      男子立位・視覚・座位12.5km
      女子立位・視覚・座位10km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
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▼立位の部
1位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 33分13秒2 P=0
2位 マーク・アレンズ(カナダ) 34分03秒8 P=0
3位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 34分23秒2 P=0
4位 ニルス・エリック・ウルセ(ノルウェー) 34分43秒6 P=3(0+2
+1+0)
5位 佐藤 圭一(日本) 36分51秒3 P=1(1+0+0+0)
6位 サーヒル・ロマニュク(ウクライナ) 37分59秒4 P=3(2+0+0
+1)

▼視覚の部
1位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 42分25秒6 P=2(1+0+0+
1)
   ガイド:バジル・ポタペンコ
2位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 43分53秒5 P=2(2
+0+0+0)
   ガイド:コスティアンティン・ヤレメンコ
3位 ビタリー・ルカネンコ(ウクライナ) 45分01秒1 P=2(0+1+1
+0)
   ガイド:ボリス・バーバー
4位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 45分42秒1 P=6(1+1+
3+1)
   ガイド:シモン・バルベルデ
5位 アナトリ・コバレフスキー(ウクライナ) 46分21秒7 P=4(1+1
+0+2)
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン
6位 オレクサンダー・マクホトキン(ウクライナ) 51分27秒1 P=6(1
+2+2+1)
   ガイド:デニス・ニクラン

▼座位の部
1位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 41分19秒5 P=1(0+1+0+
0)
2位 タラス・ラド(ウクライナ) 41分36秒1 P=1(0+0+0+1)
3位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 41分36秒5 P=2(0+2+0+0)
4位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 42分17秒5 P=2(1+1+0
+0)
5位 ユーミン・ウォン(韓国) 43分00秒9 P=0
6位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 45分31秒6 P=4(0+3+1+
0)

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【女子】
——————————————————-
▼立位の部
1位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 32分26秒2 P=2(1+
0+0+1)
2位 イリナ・ブイ(ウクライナ) 34分32秒7 P=1(1+0+0+0)
3位 エミリー・ヤング(カナダ) 34分55秒5 P=2(0+1+0+1)
4位 ブリトニー・フダック(カナダ) 34分59秒4 P=0
5位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 35分25秒4 P=6(1+2
+1+2)
6位 ボーダナ・コナシュク(ウクライナ) 35分26秒9 P=4(0+2+0
+2)

※日本人選手の成績
7位 出来島 桃子(新発田市役所) 38分50秒3 P=5(1+1+2+1)

▼視覚の部
1位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 42分27秒0 P=5(2+1+2
+0)
   ガイド:ビラリー・カザコフ
2位 クララ・クルーグ(ドイツ) 43分21秒3 P=1(0+0+0+1)
   ガイド:マーティン・ハルト

▼座位の部
1位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 36分55秒8 P=0
2位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 38分00秒5 P=1(0+0+0+
1)
3位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 42分26秒3 P=0
4位 リー・ドヨン(韓国) Did not finish P=7(3+2+1+1)

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【談話】

▼佐藤 圭一選手(エイベックス)
射撃で1発のミスが勿体無かった。全体的には悪くはないが、ほんの少しの環境の
変化でアタリがハズレになるバイアスロン。常に目標に掲げている命中率100%を、
毎レース出せる精神力と射撃の精度をもっと上げていきたい。

気温が高く、雪とコースのコンディションが変わりやすかったため、滑りでは硬
い場所を選んだコース取りを心がけた。

キックが沈まずスキーを滑らせられるコース取りで、海外の強豪選手と比べると
まだまだチカラの差を感じた。

滑りながらの判断力と雪の変化への対応力が、このコースでレース後に感じた課題。

明日のレースでは雪とコースの変化に敏感に対応し、良い判断で少しでもタイム
短縮に繋げ、パーフェクト射撃で表彰台を目指したい。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

スタンディング男子に出場した佐藤圭一選手は5位に入る健闘で射撃で20発中
19発を命中させミス1発で安定した射撃成績だが、明日のレースに向けて更に
上位をめざしたい。
今日のレースもトップ3はノーミスで、コンディションの悪い中でも力強い走り
ができており日本チームの走力面での強化も急務である。
女子の部では出来島桃子選手が出場し、ミス4発で命中率80%と課題を残した
結果だった。明日に向けては集中して臨みたい。明日は今シーズン最後のバイア
スロンレースとなるのでチーム一丸となって戦いたい。

  • 大会結果

WPASアルペンスキーワールドカップ スペイン・モリーナ大会 大回転(GS)第2戦で村岡優勝、森井2位、本堂杏実3位!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ スペイン・モリーナ大会が
3月11日にスペインのモリーナで開幕し、大会2日目の男女大回転(GS)第
2戦が行われました。

 日本からは6名の選手が出場し、村岡桃佳選手(早稲田大学)が昨日に続き優
勝、森井大輝選手(トヨタ自動車)が2位、本堂杏実選手(日本体育大学)が3
位に入りました。
高橋幸平選手(岩手県盛岡農業高等学)は11位、三澤拓選手(SMBC日興証券)、
狩野亮選手(マルハン)は棄権しました。

 
■談話

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
本日のレース1本目では思うように滑ることが出来ずもどかしい思いでしたが、2
本目では修正し、自分なりに最善を尽くすことが出来たように思います。
ワールドカップのGSも残り1戦となりました。ここまでのGSレースでは全て優勝出
来ているため、最後の1戦も気を抜かずに攻め続け、結果として全勝出来るよう頑
張ります。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
GS第2戦。村岡が昨日に引き続き優勝、森井2位、本堂3位と3名が表彰台に上が
りました!
未だパーフェクトな滑りではありませんが、それぞれの課題や新しい事にトライし
て一歩づつ着実に進んでおります。
明日は1日調整し、また明後日からの3連戦に備えます。
引き続きの応援宜しくお願い致します。

  • インフォ

WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会が開幕 世界13か国から強豪選手が札幌に集結、日本からは11名の代表が出場

 WPNS主催の「CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキーワール
ドカップ 札幌大会」が3月12日に北海道の札幌で開幕します。札幌でのワールド
カップ開催は2回目となります。世界13か国から世界のトップレベルの選手が集結
し熱戦を繰り広げます。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオン
が決まります。

 日本からは、ピョンチャンパラリンピックで金・銀メダルを獲得した新田佳浩選
手、
スキーとトライアスロンとの夏冬パラリンピック出場の佐藤圭一選手、2月の世界選
手権で金・銅メダルを獲得した18歳の川除大輝選手、走力をアップしている岩本啓
吾選手、札幌出身の星澤克選手らが立位で出場します。視覚では高村和人選手、ガイ
ドの藤田佑平選手、座位では森宏明選手がエントリーします。女子立位は出来島桃子
選手、阿部友里香選手、岩本美歌選手が出場。合計11名のクロスカントリー/バイ
アスロン代表選手が出場します。

 以下、大会スケジュール、選手、コーチのコメントとなりますので、ご確認の程、
何卒、宜しくお願い申し上げます。
尚、シーズン期間中は競技終了後に結果速報をリリースでお送りいたします。

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▼ワールドカップ札幌大会:スケジュール
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 3月12日(火)公式練習
   13日(水)バイアスロン(ミドル)
         ※レース開始前に競技開始式
   14日(木)バイアスロン(スプリント)
         ※レース後にウェルカムレセプション
   15日(金)公式練習
   16日(土)クロスカントリー(ミドル・フリー)
   17日(日)クロスカントリー(ショート・クラシカル)
         ※レース後に2018・19年間総合表彰式

         ※スタート時間は午前10時の予定

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●開催規模:
参加国13カ国、参加者数140名(選手、スタッフ)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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 出場選手/監督 コメント
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*プロフィール内のB、LWなどは障害のクラス分け記号

【選手】
■男子
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
 にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害

「今シーズン最後のレースが札幌で行われることは、選手として光栄に思います。
この大会を開催するにあたって関わっていただいた多くの方、応援していただいてい
る皆様に感謝申し上げます。
またこの大会では「心が震える」滑りを目指して、最後まで頑張りたいと思いま
す。」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

≫佐藤 圭一(エイベックス)
 さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害

「世界選手権に続きバイアスロンにフォーカスし、バイアスロン二種目、クロスカン
トリーフリー種目に出場します。今シーズンは、射撃は良い形になってきたものの、
スキー滑走の方に課題があります。その課題を克服し、札幌の最終戦では射撃も滑り
も最高のパフォーマンスを発揮し、メダル獲得を目指します。」

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≫川除 大輝(株式会社日立ソリューションズJrスキークラブ・富山県雄山高校)
かわよけ たいき/2001年2月21日/富山県富山市出身/LW5/7:両腕障害

「今回のワールドカップは地元開催なので、いつも以上に頑張り、2種目で優勝した

です。みなさん、応援よろしくお願いします。」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

≫岩本 啓吾(東京美装興業)
 いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:下肢障害

「今シーズン最終戦が札幌なので、出場する2種目で一番いい成績を出したいと思い
ます。
応援宜しくお願いします。」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

≫星澤 克(北海道大学)
 ほしざわ まさる / 2000年2月24日生/ 北海道札幌市出身 / LW8:片腕障害

「今回、スケーティングのミドルに出場させていただきます。
諸事情でこのレースが今シーズン最初で最後のレースとなりますが、自分の出せる力
を出し切り、1つでも良い所を出せるレースにしたいと思います。
応援よろしくお願いします。」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

▼視覚
≫高村和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)
 たかむら かずと/ 1982年7月29日生/ 秋田県仙北市/B1:視覚障害

「今シーズン初めてのワールドカップ。生徒たちの頑張りに負けないように、僕も精
一杯滑走したいと思います。」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

≫藤田佑平 (早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)
 ふじた ゆうへい/1992年8月27日生/北海道旭川市出身/ガイドランナー

「今期は限られた時間の中で、パートナーとトレーニングを積んできた。
1秒でも早くゴールに導くことができるよう最善のガイドを行いたい。
応援のほどよろしくお願いいたします。」

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▼座位
≫森 宏明(明治大学)
 もり ひろあき/1996年4月26日生/東京都板橋区出身/LW12:下肢障害

「今シーズンは「できることから1つずつ確実に取り組む」というテーマを掲げ活動
してきました。自分に合った効率の良い走法はないか、またそれに伴い、新たなトレ
ーニング方法を模索したりとシーズン途中で苦しみながら自身のスタイルを見つけ出
していく日々でした。
札幌の地で1年間の集大成としていけるよう、精一杯頑張ります。応援よろしくお願
いします」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
 できじま ももこ/1974年6月24日生/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害

「射撃については、カナダの世界選手権での反省を踏まえて、練習してきた射撃がで
きるようにしたいと思います。滑りは、今シーズン練習してきた滑りができるように
頑張ります。」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

≫阿部 友里香(日立ソリューションズ)
 あべ ゆりか/1995年10月7日生/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害

「シーズンも終盤に差し掛かり、残すところ最終戦札幌大会だけとなりました。今シ
ーズンは体調不良に悩まされ、また思い通りのレースもできず、苦しい状況が続いて
きました。しかし、今大会では来シーズンにいい形で繋げられるよう、全てを出し切
ってシーズンを終えたいと思います。是非会場に応援に来てください!!」

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

≫岩本 美歌(大沢野中学校)
 いわもと みか/2003年4月10日生/富山県富山市出身/LW8:片腕障害

「今回は今シーズン最後の大会になるので、年末年始合宿で教わったことを十分に発
揮して、ベストタイムを出せるように頑張ります」

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【監督、コーチ】

≫▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

「2018-2019シーズン最終船・札幌大会が開幕します。
この大会開催に向け地元札幌市の関係者の皆様、CO・OP共済様をはじめ多くのス
ポンサー様のご支援ご協賛で開催することができました。日本チーム選手スタッフ一
同、心より感謝します。
そして全国の応援くださる皆様に札幌大会で活躍する日本選手への更なるご声援をよ
ろしくお願いします。
平昌パラリンピック金メダリストの新田佳浩選手のクラシカルレース、先月に行われ
た世界選手権大会での金メダリスト高校生最後のレースに臨む川除大輝選手をはじめ
日本選手が世界に挑みます。そして、選手たちを支えるコーチスタッフの頑張りにも
注目していただければと思います。
札幌西岡競技場で、ぜひ応援をよろしくお願いします。」

  • 大会結果

WPASアルペンスキーワールドカップ スペイン・モリーナ大会 大回転(GS)第1戦で森井大輝、村岡桃佳がアベック優勝!

 国際パラリンピック委員会主催のワールドカップ スペイン・モリーナ大会が
3月11日にスペインのモリーナで開幕し、大会初日の男女大回転(GS)が行
われました。

 日本からは6名の選手が出場し、森井大輝選手(トヨタ自動車)と村岡 桃佳
選手(早稲田大学)が見事優勝しました。
狩野亮選手(マルハン)は6位、本堂杏実選手(日本体育大学)は4位入賞です。
三澤拓選手(SMBC日興証券)は12位、高橋幸平選手(岩手県盛岡農業高等学)
は14位でした。
 

■談話
▼森井 大輝選手 (トヨタ自動車)
今シーズンは苦しいレースが続いていましたが、やっと表彰台に帰って来ることが
できました。
残りのレースもベストを尽くし、新型スープラに近づきたいと思います。

▼村岡 桃佳選手 (早稲田大学)
ワールドカップGS4戦目となりますが、全レースにおいて優勝することが出来てお
り、
大変嬉しく思います。数年前に同所にて開催されたレースではトップ選手との差が大
きく悔しい思いをしましたが、現在では上位に食い込むことが出来ているため少なか
らず成長しているのかなと感じました。
明日以降のレースでも再び頂点に立てるよう最善を尽くします。

▼ヘッドコーチ:   石井 沙織
La MolinaのGS第1戦。見事、座位クラスでアベック優勝を果たしました!
今シーズンなかなか波に乗れなかった森井と好調の村岡。
前日のトレーニングとは異なるバーン状況の中、ベテランらしい対応能力で素晴ら
しい滑りでした。
あと2レースGSが続きます。引き続きのご声援宜しくお願い致します。

 

  • インフォ

アルペンスキーチームがスペインとフランスのワールドカップに参戦 日本から代表選手6名が出場! 

 日本障害者スキー連盟のアルペンスキーチームが3月にヨーロッパで開催され
るワールドカップに下記の日程で参戦します。

 日本からは6名の選手が出場します。今回のレースで今シーズンのワールドカ
ップシリーズ総合優勝、種目別優勝が決まります。

 以下、選手、スタッフからのレースに向けたコメントをお届けいたします。

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■3月の大会スケジュール
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▼ワールドカップ・カップ : スペイン/モリーナ
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 3月11日(月)大回転(GS) 第1戦
 3月12日(火)大回転(GS) 第2戦

 3月14日(木)大回転(GS) 第3戦
 3月15日(金)回転(SL) 第1戦
 3月16日(土)回転(SL) 第2戦

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▼ワールドカップ・カップ : フランス/モルジヌ
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 3月19日(火)チームイベント
 3月20日(水)回転(SL)第1戦
 3月21日(木)回転(SL)第2戦

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■選手/スタッフの紹介、コメント
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*プロフィール内のLWは障害のクラス分け記号

【選手】
■男子
▼座位

≫森井 大輝 トヨタ自動車株式会社
 もりい たいき/1980年7月9日生/東京都出身/シッティング(LW11)

今シーズン最後のワールドカップ遠征!
表彰台の1番上を目指しベストを尽くします!!

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≫狩野 亮 株式会社マルハン
 かのう あきら/1986年3月14日生/北海道出身/シッティング(LW11)

今シーズン最後となるワールドカップ、今期のトライがどのような結果となるのか
しっかりと見定
、さらに来シーズンへ繋げられる様、戦っていきたいと思います。

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

▼立位

≫三澤 拓 SMBC日興証券株式会社
 みさわ ひらく/1987年7月12日生/長野県出身/スタンディング(LW2)

早いものでシーズンラストの遠征となりました。序盤は苦しみましたが少しずつ調
子や上げているので今回の遠征で良い結果を出し良い締めくくりとしたいと思いま
す!

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≫高橋 幸平 岩手県盛岡農業高等学校
 たかはし こうへい/2000年10月18日生/岩手県出身/スタンディング(LW9-2)

今回のファイナルレースは1年間積み上げてきた練習の成果を最後の最後まで発揮す
る大会です。
スタート時には、心がを落ち着かせ、強い気持ちを持ってスタートします。
頑張ります。

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

■女子
▼座位

≫村岡 桃佳 早稲田大学
 むらおか ももか/1997年3月3日生/埼玉県出身/シッティング(LW10-2)

ワールドカップファイナルに向けて、いよいよレースが始まります。世界選手権、
ワールドカップ前半と順調に調子を上げることが出来ており、国内合宿でも良いフ
ィーリングを得ることが出来ました。
少しでも多くのことを感じ、学べるように一本一本丁寧に滑りたいと思います。ご
声援のほどよろしくお願い致します。

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

▼立位
≫本堂 杏実 日本体育大学
 ほんどう あんみ/1997年1月2日生/埼玉県出身/スタンディング(LW6/8-2)

W杯ファイナルでは、今シーズン取り組んできた部分をしっかりと滑りで表現できる
ようにしたいです。また、高速系ではトップとのタイム差を少しでも無くせるよう
にインスペクションから1つ1つのターンを意識して滑りたいと思います

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

【帯同スタッフ】

≫ヘッドコーチ:   石井 沙織

シーズン後半戦。スペインとフランスでワールドカップ8レース開催されます。
夏にやってきた成果、今シーズン取り組んできた事が発揮出来るよう、個々の目標
に向かってベストを尽くしていきます。
今回のレースで18-19シーズンのワールドカップシリーズ総合優勝、種目別優勝が決
まります。
日本からのあたたかい御声援宜しくお願い致します。

トレーナー 堀口 祐二
サービスマン 片岡 哲也
コーチ 切久保 豊
トレーナー 小畑 貴章

  • 大会結果

2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 最終日結果 チームパラレル・スラロームで日本が3位!!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者スキ
ー世界選手権大会が、フランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、最終日のチー
ムパラレルが行われました。

チームパラレル・スラロームはリレーではなく、下記の3人のチーム国別対抗戦で、
トーナメント戦になります。
 1走:ii1男子
 2走:ii2男子又は女子
 3走:ii1女子
三人のチーム構成で、上の順で2カ国が同時に滑走し、早くゴールに着いた方が1
ポイントとなります。対戦国は、前日の表彰式の場でくじ引きとなりました。

日本は、オーストリア1と対戦し、4対2で敗戦。
3位決定戦でオーストリア2とあたり、6−0で勝利しました。

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手大会: 最終日
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■開催日/3月10日(日)
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■時差/8時間   ■開催地/フランス ヴェルコール
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■開催種目/チームパラレル・スラローム

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■日本 3位

 1走:木村 嘉秀(LITALICOワークス)
 2走:三好 宏樹(NPO法人アラジン)
 3走:松本 馨代((株)デリシアユーパレット)

 [優勝:オーストリア1]

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■談話

▼木村 嘉秀 選手(LITALICOワークス)
チームパラレル自体が初めてだったのですが、物凄く熱くなって楽しめました。ま
だ技術的には足りない所があるので、そこを磨いて勝ちにいきたいと思います。

▼松本 馨代 選手 ((株)デリシアユーパレット)
チームパラレルでは、一回戦は負けてしまって自分でも悔しさが残っていますが、
3位が取れて嬉しかったです。

▼三好宏樹 選手 (NPO法人アラジン)
チームパラレルは、初めて滑りました。一回戦は緊張し過ぎて速く滑ることができ
ませんでしたが、3位決定戦で速く滑ることができ挽回できて嬉しかったです。

▼猪狩 貴人 ヘッドコーチ (都立石神井特別支援学校)
チームとしては、トレーニングをしたことがなかったチームパラレルは不安もありま
したが、
事前に映像でパラレルレースを見たり、また直前のトレーニングの時間ではスタート
の練習
するなど、短期間の中で取り組んできました。
今後は、正式種目として採用されたことを踏まえ、国内でもチームパラレルレースの
トレー
ニングを組んでいきたいと思います。

▼廣田 貴子スタッフ手記
チームパラレルレースは、今回より正式種目となりました。
各国コーチ陣・選手も戸惑いながらでしたが、無事レースを終えることができ、ま
た選手も新しい競技にワクワクしたようです。

競技後も国別問わず「一緒にレースしない?」とお互いに声を掛け合い、一緒に滑
っている選手を見ると、つくづく国際レースに慣れてきたなぁと選手の成長に感動
するスタッフ一同でした。