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  • 大会結果

2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 最終日結果 クロスカントリースキーロングで青柳伶奈が8位入賞! 

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス

キー世界選手権大会がフランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、最終日の本

日、男女クロスカントリースキー・ロングが行われました。

日本からは5名の選手が出場し、青柳伶奈選手(イオン北海道)が8位入賞しま

した。

西村潤一選手(澁谷工業)は9位、村越裕太郎選手(あかね園)が10位、阿部

昂平選手(伸康会)は14位、戸島寿々香選手(あいべつ校)が9位でした。

■談話

▼青柳 伶奈選手(イオン北海道)

最終日のレースは、3㎞×3周の9kmフリーでした。スタート直後は、先頭グルー

プについていくことができましたが、直ぐに離されてしまいました。

ザクザクの雪で滑りにくく、1周目の下りで転倒したり、足がパンパンに張ってし

まって自分の走りができませんでした。とても反省の残るレースでしたが入賞でき

て良かったです。

今後の練習で自分に厳しくし、体力などつけていきたいと思いました。

▼富士原  裕三 監督 (北海道美深高等養護学校あいべつ校  教諭)

大会4日目の最終日、クロスカントリースキーロングフリー男子15㎞、女子9㎞

がマススタートで行なわれました。

3㎞を男子が5周、女子が3周するコースで、男子は西村潤一、村越裕太郎、阿部

昂平、女子は青柳伶奈、戸島寿々香選手の代表全5選手が出場し、青柳が8位とい

う結果だった。

女子の青柳はスタート直後、先頭集団について走るが、下りで転倒、後半の疲れか

らのスピードダウンしてしまった。ただ最後まで諦めないで走りきり8位でゴール

し入賞することができました。

他の選手は、西村が9位、村越が10位、阿部が14位、戸島が9位でした。

最終日のレースでは、各選手が疲れがたまって本来の走りができず悔しい思いをし

ましたが最後まで諦めない走りを見せてくれました。

個人レースでは上位と走力の差がついている現実を受け止め、今大会の日本チーム

の結果を振り返り、今後につなげていきたいと思います。

  • 大会結果

2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 3日目結果 スーパー大回転で木村嘉秀2位、木附雄祐3位、総合で松本馨代2位!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者スキ
ー世界選手権大会が、フランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、3日目のスー
パー大回転と総合コンビが行われました。

日本からは6名の選手が出場し、スーパー大回転で木村嘉秀選手(LITALICOワーク
ス)が2位、木附雄祐選手(ひなり)が3位を獲得、総合コンビで松本馨代選手
((株)デリシアユーパレット)選手が2位を獲得しました。

■談話
▼木村 嘉秀 選手(LITALICOワークス)
本日のスーパー大回転では、惜しくも2位となり、実力が出し切れなかったので悔
しかったです。この悔しさをバネに、明日に向けて頑張ります。

▼木附 雄祐 選手(株式会社 ひなり)
今日は、銅メダルが取れて良かったです。
GSでは、ちょっと後傾になりミスをしていたので、今日は昨日のミスを意識して頑
張りました。今日の滑りを忘れずにこれからも頑張って行きたいと思います。

▼松本 馨代 選手((株)デリシアユーパレット)
総合で2位が取れて嬉しかったです。
明日は、初めての種目なので、緊張していますが、頑張ります。

▼東海林 史朗 コーチ (朝里川スキースクール)
スタート間隔が1分だったので、前の人の転倒などがあると更に間隔が伸びてしま
うため、スタート時点の集中力や緊張感の持続が難しかったのではないかと思いま
すが、その中でも選手達は頑張ってくれました。

今回のコースは長く、また下の方は雪が重くなっていたため、足がもたない選手が
いたように見受けられました。
今後は夏の筋トレで鍛えて行きたいと思います。

▼廣田 貴子スタッフ
本日の種目のスーパー大回転は、昨年度男子が表彰台を独占した種目です。朝から
チーム一同気合いを入れて今年も表彰台独占を狙ったのですが、惜しくも1位はフ
ランスの選手が取り、日本は2位木村選手、3位木附選手という結果になりました。
総合女子では、松本選手が2位を獲得しました。

  • 大会結果

2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 3日目結果 クロスカントリースキー・リレーで男女ともに3位

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス
キー世界選手権大会がフランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、男女クロス
カントリースキー・リレーが行われました。

日本からは5名の選手が出場し男女ともに3位に入りました。

【男子】
●日本チーム 3位 17分49秒5
 1走:西村 潤一  (澁谷工業) 5分30秒8(区間2位)
 2走:村越 裕太郎 (あかね園) 5分36秒4(区間2位)
 3走:阿部 昂平  (伸康会) 6分42秒3(区間3位)

 [優勝:ロシア 16分29秒0]

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【女子】
●日本チーム 3位 15分36秒5
 1走:青柳 伶奈  (イオン北海道)7分26秒0(区間3位)
 2走:戸島 寿々香 (あいべつ校) 8分10秒4(区間3位)
  
 [優勝:ロシア 13分25秒0]

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■談話

▼西村潤一選手 (澁谷工業株式会社)

1走としてスタートの出だしが良くロシアの後ろをついていくことができたが、上
りで離されてしまった。フランスにも抜かれたが、諦めないでついて行ってバトン
ゾーン手前で抜き返して2位で村越にバトンを渡すことが出来て良かった。
明日は、初日のクラシカルでは9位だったのでそれ以上の順位を目指して頑張りま
す。

▼村越 裕太郎選手 (特別養護老人ホームあかね園)

今回はチームでのリレーで1走の西村さんから2位でバトンをもらい、バトンゾー
ンで1位のロシアがバトンミスで転倒をしたので、追いつけるように最初からスピ
ードを上げた。ロシアに迫る走りをして、フランスに40秒近く離すことができて
自分としては良い走りができた。
明日は最終日で徐々に体が動いてきているので最初から上位に食らいついてメダル
を目指します。

▼阿部 昂平選手 (社会福祉法人 伸康会)

一走の西村さんと2走の村越さんの力走でフランスを引き離してリードをもらいバ
トンを受けました。しかし上りでフランスに追いつかれ下りの急カーブで転倒しリ
ードを守れなかったこと、アンカーの役目を果たすことができなかったこと全て悔
しいです。ワックスをしてくれたコーチまたスタッフ、仲間に感謝し、明日の15
kmフリーは、少しでも上位に入れるように頑張ります。

▼青柳 伶奈選手 (イオン北海道 イオン旭川永山店)

今年もリレーで3位を獲得できてとても嬉しいです。後輩に、しっかりバトンを渡
すことができて良かったです。でも、もう少しフランスの選手についていけたら良
かったと思っています。
明日の最終レースは、今日のような滑りができるように全力で悔いのない滑りをし
たいと思います。昨年より女子選手が増えているので得意のスケーティングでしっ
かり自分の滑りをして少しでも順位を上げたいと思います。

▼戸島 寿々香選手 (北海道美深高等養護学校あいべつ校)

初日から始まったクラシカルレースより自分の得意なスケーティングだったので良
い滑りができました。先輩からバトンを受け取りしっかりゴールして3位のメダル
をもらうことができてとても良かったです。明日で最後なので自分の全力を出し切
りたいと思います。

▼監督 富士原  裕三   (北海道美深高等養護学校あいべつ校)

大会3日目は、クロスカントリースキーリレー・男子2.5kmX3人、
女子2.5kmX2人が行なわれました。
男子は1走西村、2走村越、3走阿部、女子は1走青柳、2走戸島で編成しました。
男子が銅メダル、女子が銅メダルの結果でした。

男子1走の西村は、ロシアに続く2位で第2走者の村越につないだ。その村越は1
位ロシアに迫る走りを見せて3位フランスとの差を40秒広げ、第3走者の阿部へ
つなぎました。逃げ切るために粘り強い走りをしたが下りで転倒、フランスに抜か
れ3位でゴールしました。ゴール後、阿部は悔し涙を流しているところに仲間たち
が駆け寄り、励ます場面はとても感動的でした。

女子の1走は青柳、2走は戸島。スタート後から前を行くロシアに離されたものの、
2位フランスと激走を繰り広げました。10秒差で第2走者戸島へ。戸島も、前日
までの2レースより体が動き、あきらめずに走り3位でゴール、銅メダルを獲得し
た。

前日までの2レースをふまえ力を発揮し、2カテゴリーでメダルを取ることができ
た。ただ、メダルは獲得したものの、他国との差が離れつつある。メンバー個々に
タイムを少しでも短縮し各走者へつなげることができれば、次回大会以降の色の違
うメダルへの期待ができると思います。

  • 大会結果

2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 2日目結果 大回転(GS)で木村嘉秀が金メダル、三好宏樹が銀メダルを獲得!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者スキ
ー世界選手権大会が、フランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、2日目の男女
大回転(GS)が行われました。

日本からは6名の選手が出場し、男子ii1カテゴリの木村嘉秀選手(LITALICOワー
クス)が見事優勝し金メダルを、ii2カテゴリの三好宏樹選手(アラジン)が2位
銀メダルを獲得しました。
平野井渉選手(ローソンウィル所属)は6位、木附雄祐選手(ひなり)は7位、女
子の松本馨代選手 (デリシアユーパレット)が5位入賞しました。五味逸太郎選手
(モスシャイン)は9位でした。

■談話

▼木村 嘉秀 選手(LITALICOワークス)
今大会、初めて優勝できました。
2位との差が5.5秒差だったので、とっても驚きました。今日金メダルが取れた
のも、練習に付き合ってくれたコーチのお陰だと思っています。
今日は、とってもいい滑りが出来たので、明日もこの調子で連続金メダルを狙って
頑張ります。

▼三好 宏樹 選手(NPO法人アラジン)
表彰台に登れて嬉しいです。昨日は3位、今日は2位なので、明日の競技では1位
に上がって、日本の国歌を歌えるよう、頑張ります。

▼大久保 浩行 チームマネージャー(都立田園調布特別支援学校)
ヨーロッパの環境に選手の身体も慣れ、日毎に動きが良くなってきました。精神的
にナーバスになっている選手もいますが、いつも通りのパフォーマンスが発揮でき
るようにスタッフ一同盛り上げています。

今日のバーン状況は固く締まり、アルペンレースにふさわしいコース設定の中、選
手達は果敢に挑んでいました。緩斜面でいかにスピードを引き出していくのかがポ
イントでした。
金メダルを獲得した木村選手の滑りは、その点で他の選手を引き離し、圧巻の滑り
でした。
ii2の三好選手も固いバーンを果敢に攻め、昨日からの3位から2位へとアップ。
明日へのSGへ期待が高まります。
その他の選手も調子は上々。チャレンジ精神で明日のSGに臨めるよう、チーム団結
して臨みます。

▼廣田 貴子 スタッフ手記
昨日は、男子SL ii1カテゴリで表彰台を独占したフランスチームですが、本日の男
子GS ii1カテゴリでは、日本チームのエース木村選手が優勝し、日本とフランスは
お互いに刺激し合い励まし合い、良いとライバル関係を築いています。

表彰式では、フランスを始め、日本、オーストリア、トルコ、チェコ共和国、フィ
ンランド、ポーランド、各国の国旗が会場を飾り、まさに世界選手権らしい大会と
なりました。

  • 大会結果

2019INAS知的障害者スキー世界選手権大会 2日目結果 クロスカントリー・スプリント(クラシカル)に代表選手5名が出場!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス

キー世界選手権大会がフランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、男女クロス

カントリー・スプリント(クラシカル)が行われました。

日本からは5名の選手が出場し、男子の村越裕太郎選手(あかね園)が8位、西

村潤一選手(澁谷工業)が11位、阿部昂平選手(伸康会)が12位でした。

女子の青柳伶奈選手(イオン北海道)は9位、戸島寿々香選手(北海道美深高等

養護学校あいべつ校)は11位でした。

■談話

▼村越 裕太郎選手(あかね園)

今年度は、スプリントにかけて練習してきたのでメダルをとる気持ちで臨みました。

前半は、ロシア勢について行けましたが下りで転倒してしまって準決勝敗退という

結果になりました。とても残念です。あと残りのリレーとフリーに向けて気持を切

り替えて頑張りたいと思います。

▼監督 富士原  裕三   (北海道美深高等養護学校あいべつ校)

大会2日目は、クロスカントリースプリントクラシカル・男女1.2kmが行なわれ

ました。

男子1.2劼棒沼悉甍譟村越裕太郎、阿部昂平、女子は青柳伶奈、戸島寿々香選手

が出場し、村越が日本最高位となる8位でした。

今日は、朝から気温が下がり、硬くしまったコースの中でレースは行われました。

男子が1名が予選を通過し準々決勝へ、その他の4名は準決勝に進むことができま

せんでした。

村越は準決勝1組目4人でスタートし、前半はロシア勢について粘り強い走りを見

せたが後半の下りで転倒してしまい公式成績は予選と同じ8位でした。

スプリントレースの経験が少ないことからレース運びやコース攻略に課題は残った

が、初戦より各選手の調子が上がってきています。

今日のレースをしっかり振り返り、課題を修正し、後半のレースに臨みたいと思い

ます。

他、出場選手の結果は西村が11位、阿部が12位、青柳が9位、戸島が11位で

した。

  • 大会結果

2019 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 初日結果 回転(SL)で松本馨代が2位、三好宏樹が3位! 

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者スキ
ー世界選手権大会が、フランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、7日の本日は
男女回転(SL)が行われました。

日本からは6名の選手が出場し、女子ii1カテゴリの松本馨代選手 (デリシアユー
パレット)が2位、男子ii2カテゴリの三好宏樹選手(アラジン)が3位に入りまし
た。また、男子ii1カテゴリの木附雄祐選手(ひなり)は4位、平野井渉選手 (ロ
ーソンウィル所属)が5位に入賞しました。

日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手大会: 初日
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■開催日/3月7日(木)
------------------------------------
■時差/8時間   ■開催地/フランス ヴェルコール
------------------------------------
■開催種目/回転(SL)男女

すばやい動きと細かいターンが要求される、もっともテクニカルな種目です。旗門
設定によるリズム変化も随所に盛り込まれ、選手の失敗をしばしば誘います。トッ
プ選手になると旗門ぎりぎりのラインをねらっていくため、脛や手、または全身で
ポールをなぎ倒して通過することが当たり前になっています。選手はさまざまなプ
ロテクターを装着しますが、それでもその衝撃は決して軽いものではなく、格闘技
にも例えられます。

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 出場選手/監督・コーチ 紹介
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■女子 ii1カテゴリ

 松本 馨代 (デリシアユーパレット) 2位 2分04秒65

 [優勝:デニサ・マクロヴァ(チェコ) 1分59秒31]

■男子 ii1カテゴリ

 木附 雄祐 (ひなり) 4位 1分45秒25

 平野井 渉 (ローソンウィル所属) 5位 1分45秒49

 五味 逸太郎 (モスシャイン) 10位 2分05秒98

 木村 嘉秀 (LITALICOワークス) 棄権

 [優勝:トマス・ジロ(フランス) 1分38秒28]

■男子 ii2カテゴリ 

 三好 宏樹 (アラジン) 3位 2分04秒97

 [優勝:ポール・リーシ(フランス) 1分56秒72]

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■談話

▼松本 馨代  選手 ((株)デリシアユーパレット)
2位が取れたけど、ちょっと悔しいです。
明日は、今日の悔しさをバネにもっと頑張ります。

▼三好 宏樹  選手 (NPO法人アラジン)
表彰台に上がれて嬉しかったです。
明日はもっと上に登れるように頑張ります。

▼猪狩 貴人  ヘッドコーチ (都立石神井特別支援学校)
タイムスケジュールが変更される中、選手達も集中力を持って取り組んだ結果、
ii1カテゴリでは、女子では、松本選手が第2位、男子では木附選手が第4位、
平野井選手が第5位に入賞。ii2カテゴリーで三好選手が第3位、と言う結果を
もたらしました。

  • 大会結果

2019 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 クロスカントリー・ミドル(クラシカル)に代表選手5名が出場!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス

キー世界選手権大会がフランスのヴェルコールで3月5日に開幕し、男女クロス

カントリー・ミドル(クラシカル)が行われました。

日本からは5名の選手が出場し、男子の西村潤一選手(澁谷工業)が9位、村越

裕太郎選手(あかね園)が10位、阿部昂平選手(伸康会)が11位でした。

女子の青柳伶奈選手(イオン北海道)は9位、戸島寿々香選手(北海道美深高等

養護学校あいべつ校)は10位でした。

日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手大会:初日

====================================

■開催日/3月7日(木) 

------------------------------------

■時差/8時間   ■開催地/フランス ヴェルコール

------------------------------------

■開催種目/男女クロスカントリー・ミドル(クラシカル)

      男子10km、女子5km

★INASとは

INASは、国際パラリンピック委員会(IPC)を構成する団体で、知的障害者ス

ポーツの普及・振興・競技力向上を目的に活動している団体です。

1998年長野パラリンピックではクロスカントリースキー競技で初めて知的障害

者のクラスが実施されました。国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)はパラリ

ンピックへの復帰を目指しています。

当連盟ノルディックスキー委員会の荒井秀樹は、INASのテクニカルディレクタ

ーに就任しており、冬季ノルディックスキー競技の発展・運営に励んでいます。

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【男子】

 西村 潤一   9位 39分40秒7

 村越 裕太郎 10位 40分53秒0

 阿部 昂平  11位 41分33秒1

 [優勝:イワン・ヴォルゴフ(ロシア) 34分58秒4]

■女子

 青柳 伶奈   9位 29分47秒9

 戸島 寿々香 10位 34分04秒0

 [優勝:イリーナ・グバー(ロシア) 22分24秒2]

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■談話

▼西村 潤一選手(澁谷工業株式会社)

1週目は、体も動いていて快調に滑ることができたが、2週目の後半から体も重く

なって太ももも張ってしまった。入賞を目指していたが残念ながら9位という結果

に終わってしまった。

今までは、フランスの選手には負けたことがなかったので悔しい思いをしている。

明日のスプリントでは、最初から最後まで力を抜かないで全力でメダルを取りに行

きたいと思います。

▼監督 富士原  裕三   (北海道美深高等養護学校あいべつ校)

大会初日は、クロスカントリークラシカル・男子10㎞、女子5㎞が行なわれまし

た。

5㎞を周回するレースの男子は、西村潤一、村越裕太郎、阿部昂平、女子は青柳伶

奈、

戸島寿々香選手の代表全5選手が出場し、西村が日本最高位の9位の結果でした。

レース初戦、終盤追い上げは見せたものの、全選手とも前半から思うようにペースを

つかむことができませんでした。

他国と競い合う中、前半から積極的に走り、明日以降、上位に食い込めるようしっか

りレースプランを立てていきたいと思います。

その他の選手は、村越が10位、阿部が11位、青柳が9位、戸島が10位という結

果でした。

 

昨年と同様、他国の選手が成長も目覚ましいので、日本選手団も他国の勢いに負け

ず、

2日目以降、スプリント、リレー、ロング(フリー)種目でのメダル獲得と多数の入

賞を目指したいと思います。

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 知的障害者アルペンスキー日本チームから代表選手6名が出場!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス
キー世界選手権大会が、フランスのヴェルコールで、3月5日から開催されます。

アルペンスキー種目に日本からは6名の選手が出場します。

 

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手大会 スケジュール
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3月 5日(火)選手到着
   6日(水)公式練習
   7日(木)スーパー・ジャイアント・スラローム (II1 & II2) ※天候により
変更の可能性あり
   8日(金)ジャイアント・スラローム(II1 & II2) ※天候により変更の可能
性あり
   9日(土)チーム・パラレル・スラローム・ミックス ※天候により変更の可
能性あり
  10日(日)スペシャル・スラローム (II1 & II2) ※天候により変更の可能性
あり

※II1:知的障害のある選手
※II2:より重大な知的障害を持つ運動選手のための試験グループ – ダウン症候群な

※チーム・パラレル・スラローム・ミックス
・各チームはII1クラスの選手一人、II2クラスの選手一人、II1かII2クラスの女子選
手一人で構成される。
・これは公式の競技であり、勝ったチームにはワールドタイトルが贈られる。
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★INASとは
INASは、国際パラリンピック委員会(IPC)を構成する団体で、知的障害者ス
ポーツの普及・振興・競技力向上を目的に活動している団体です。
1998年長野パラリンピックではクロスカントリースキー競技で初めて知的障害
者のクラスが実施されました。国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)はパラリ
ンピックへの復帰を目指しています。

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 出場選手/監督・コーチ 紹介
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■女子

≫松本 馨代 ((株)デリシアユーパレット)
 まつもと かよ/生年月日1981/8/17/長野県

 <選手代表コメント>
 世界選手権は、1年間ブランクがあるのですが、
 この1年間の自分の練習してきた滑りができるよう頑張ります。

■男子

≫木村 嘉秀 (LITALICOワークス)
 きむら よしひで/生年月日 1997.11.20/神奈川

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≫平野井 渉 ((株)ローソンウィル所属)
 ひらのい わたる/生年月日 1992.11.29/北海道

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≫木附 雄祐 (株式会社 ひなり)
 きずき ゆうすけ/生年月日 1994.02.11/東京都

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≫五味 逸太郎 ((株)モスシャイン)
 ごみ いちたろう/生年月日 1988/11/29/東京都

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≫三好宏樹 (NPO法人アラジン)
 みよし ひろき/生年月日 1994.02.11/北海道

 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

【スタッフ】

≫猪狩 貴人 ヘッドコーチ (都立石神井特別支援学校)
 いがり よしと/東京都

 <スタッフ代表コメント>
 日程がタイトなので、選手の健康管理に留意し、
 スタッフ一同、選手がベストパフォーマンスできるよう
 しっかりとサポートしていきます。

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≫大久保 浩行 チームマネージャー兼セクレタリ (都立田園調布特別支援学校)
 おおくぼ ひろゆき/東京都

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≫東海林 史朗 コーチ (朝里川スキースクール)
 しょうじ しろう/北海道

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≫飯田 潔 トレーナー
 いいだ きよし/東京都

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≫堂本 雅洋 マテリアルスタッフ  (DSG)
 どうもと まさひろ /宮城県

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≫廣田 貴子 通訳兼支援スタッフ
 ひろた たかこ/東京都

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手権大会 知的障害者ノルディックスキー日本チームから代表選手5名が出場!

国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2019INAS知的障害者ス
キー世界選手権大会が、フランスのヴェルコールで、3月5日から開催されます。

ノルディックスキー種目に日本からは5名の代表選手が出場します。

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2019 INAS知的障害者スキー世界選手大会 スケジュール
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3月 5日(火)選手到着
3月 6日(水)公式練習
3月 7日(木)ミドル(【II1】男子10km、女子5km)
3月 8日(金)スプリント【II1&II2】1200m(+/-400m)
3月 9日(土)リレー3×2.5km(クラシック、フリー、フリー)
3月10日(日)ロング(【II1】男子15km、女子10km、【II2】男子5km、女子
2.5km)

※II1:知的障害のある選手
※II2:より重大な知的障害を持つ運動選手のための試験グループ – ダウン症候群な

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★INASとは
INASは、国際パラリンピック委員会(IPC)を構成する団体で、知的障害者ス
ポーツの普及・振興・競技力向上を目的に活動している団体です。
1998年長野パラリンピックではクロスカントリースキー競技で初めて知的障害
者のクラスが実施されました。国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)はパラリ
ンピックへの復帰を目指しています。
当連盟ノルディックスキー委員会の荒井秀樹は、INASのテクニカルディレクタ
ーに就任しており、冬季ノルディックスキー競技の発展・運営に励んでいます。

====================================
 出場選手/監督・コーチ コメント
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【選手】
■男子

≫西村潤一 (澁谷工業株式会社)
 にしむら じゅんいち/40歳/石川県出身

今年度より職場が変わったことで競技に集中できるようになりました。今シーズン
は、国内レースも沢山、参加して力をつけてきました。世界選手権大会では、力強
い滑りを発揮して最低限、メダルを取って日本に戻ってこれるように頑張ります。
応援よろしくお願いします。

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≫村越 裕太郎 (特別養護老人ホームあかね園)
 むらこし ゆうたろう/27歳/新潟県出身

今年度は、昨年度に比べて練習時間を確保し、世界選手権大会に向けて調整してき
ました。メダルを目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

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≫阿部 昂平 (社会福祉法人 伸康会)
 あべ こうへい/生年月日:26歳/青森県出身

2回連続での出場になり練習でやってきたことをレースではどんな環境でも自分の
良さを最大限に発揮できるように頑張ります。

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■女子
≫青柳 伶奈 (イオン北海道 イオン旭川永山店)
 あおやぎ れな/19歳/北海道出身

今年度、2年連続INAS世界スキー選手権大会に出場することができました。今まで
の練習してきた成果を発揮出来るように頑張ります。後輩も一緒にいくので先輩と
し見本になるように大会に望みます。行けなかった選手のためにも全力を尽くして、
悔いのないように最後まで滑り抜きたいです。今年は個人でメダルを取れるように
頑張ります。

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≫戸島 寿々香 (北海道美深高等養護学校あいべつ校)
 とじま すずか/18歳/北海道

私は初めてのINAS世界大会なので、体調を崩さず大会でも練習してきた通りに滑り、
悔いのないように辛くても諦めないで最後までどの種目も走り切りたいと思います。
メダルを目指して頑張りたいです。

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【スタッフ】

≫富士原 裕三 監督 (北海道美深高等養護学校あいべつ校)
 ふじわら ひろみ/北海道

年1度の世界選手権大会がフランス・ヴェルコールで開催されます。
今回、選手は北海道から2名、青森県から1名、新潟県から1名、石川県から1名。
監督・コーチ・通訳で5名の計10名で参戦します。
個々に今大会の目標を持ち、レースまでのコンディションを整え、トレーニングの
成果を出せるようにしっかりサポートしたいと思います。そして、チームとしてし
っかり結果を残しシーズンを気持ちよく終わりたいと思います。
選手の活躍に期待し、4日間繰り広げられるレースに日本チーム一丸となって全力
で臨みたいと思います。応援よろしくお願いします。
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≫嶋田 将樹 コーチ (株式会社オーカ)
 しまだ まさき/東京都

今年一年この大会に向けて選手達は日々練習を頑張ってきました。練習の成果が出
るよう全力でサポートしていきます。また、雪質の変化も激しいと思われます。日
本チームがWAXでも世界一になるよう全力でサポートします。
日本チームの応援宜しくお願い致します。

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≫佐藤 朋美 コーチ (障害者支援施設 敬愛園)
 さとう ともみ/北海道

一人一人の選手がそれぞれの場所で世界選手権を目指して練習を積み重ねてきまし
た。
代表選手が負けじ魂を発揮してレースに挑めるように、サポートしていきたいと思
います。チーム一丸となり、1番高い表彰台を目指して挑みます!!
選手達の応援よろしくお願い致します。

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≫山口 聖子 チームドクター (さがみホームクリニック)
 やまぐち しょうこ/神奈川県

パラリンピック復帰に向けたトレーニングキャンプが始まり、今年のINAS World
Skiing ChampionshipsはIIノルディックチームにとって重要な大会です。
選手たちが思う存分実力を発揮できるよう、フィジカル、メンタルの両面から全力
でサポートして参ります。

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≫ブレアン田中 由里子  通訳兼支援スタッフ
 プレアン タナカ ユリコ

大会に向け鍛錬されて来られた選手やチームの方々。皆さんが試合に専念できるよ
う、
言葉の橋渡し係として、丁寧なサポートをさせて頂きたいと思います。

  • 大会結果

WPNSパラノルディックスキー世界選手権大会 6日目の結果 クロスカントリースキー リレーミックスで日本が4位!

 国際パラノルディックスキー(WPNS)主催の世界選手権大会が2月16日にカ
ナダのプリンスジョージで開幕し、大会6日目の男女クロスカントリースキーのリレ
ーが行われました。
 日本は男女混合となるミックスに出場し4位となりました。

▼男女クロスカントリースキーリレー ミックス10km

 1走 新田 佳浩 2位 6分59秒6

 2走 出来島 桃子 2位 14分28秒0

 3走 川除 大輝 3位 22分40秒5

 4走 阿部 友里香 4位 30分10秒1

 [優勝:ウクライナ 27分19秒2]

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■談話

▼阿部 友里香選手(日立ソリューションズ)

今日のレースは距離が短いので、回転数を上げ速く動くことを目標に臨んだ。これ
までのレースの反省を踏まえて、特に腕の力みを抑えてしっかり使えるように意識
した。アップ時のいい感覚をレースで出せなかったのは悔しいが、前の3人が良い
位置でつないでくれたので、とにかく体を動かし必死で走った。いつもは個人競技
だが、今日はリレーということでいつも以上にチーム一丸となっていたように感じ
た。サポートをしていただいたすべての人に感謝しています。応援ありがとうござ
いました。

▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

ミックスリレーが行われ、日本は平昌パラリンピック・リレーに出場した4名(新
田佳浩・出来島桃子・川除大輝・阿部友里香)が同じメンバーで臨みました。今シ
ーズンから新田選手のLW8クラスのパーセンテージが上がりハンディが少なくなり
ました。その影響で、四人の合計%が330%以内になるように、出走順を変えて
のエントリーとなりました。

1走と3走はシットコース2.5kmを使用してのクラシカル。2走と4走はスタンデ
ィングコース2.5kmを使用してフリーで行われました。1走の新田選手は得意のク
ラシカルで2位で繋ぎ、2走の出来島選手もカナダ、ドイツが迫ってきましたが2位
を死守する激走でした。3走の川除選手ですが、フラットなコースだけにスキーポー
ルなしでは、ダブルポールの選手と比べると大きなハンディがありました。しかし、
ドイツに競り勝ちし3位、16秒差でアンカーの阿部選手に。
ドイツのアンカーは男子選手B2のスプリンターで、阿部選手も逃げ切りを図りました
が悔しい4位でした。阿部選手の区間タイムは出来島選手の区間タイムに1秒と迫っ
ており、チームのために大健闘したと評価しています。リレー競技の見所は選手がチ
ームのためにどこまで頑張るかが勝敗に影響してきます。応援に駆けつけたチームメ
イトも一緒に戦いました。