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  • 大会結果

パラアルペンアジアカップ4日目、回転(SL)第2戦 ┃ 村岡桃佳、高橋幸平、森井大輝、馬場圭美、木村嘉秀が最終戦を飾る!

「2021ワールドパラアルペンスキー アジアカップ ~野沢温泉シリーズ~」の大会4日目。シリーズ最終日を迎えました。

天候は快晴。夜から朝にかけて気温が下がったこともあり、最高のコンディションのレースとなりました。

女子座位は、今日もまた村岡桃佳選手の圧勝。2位以下をまったく寄せつけないレースで、シーズンの最後を飾りました。男子立位と男子座位は、ともに昨日のレースでは途中棄権となっていた髙橋幸平選手と森井大輝選手が優勝し、見事に雪辱を晴らしました。また、知的障害のクラスは、男女でそれぞれトップの実力を持つ馬場圭美選手と木村嘉秀選手が、今日も1位の座を譲りませんでした。

これで野沢温泉シリーズは閉幕となります。予定されていた4戦のうち、悪天候のため1戦が中止となりましたが、見どころの多いレースが連日にわたり繰り広げられました。2020/2021シーズンのレースはこれですべて終了となり、いよいよ選手たちは北京パラリンピックへと照準を合わせていきます。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

■開催日/4月15日(木) ■スタート時間/午前9時50分

■開催地/野沢温泉スキー場 (長野県下高井郡野沢温泉村)

■天候/晴   ■気温/2℃

■開催種目/回転(SL)

すばやい動きと細かいターンが要求される、もっともテクニカルな種目です。旗

門設定によるリズム変化も随所に盛り込まれ、選手の失敗をしばしば誘います。

トップ選手になると旗門ぎりぎりのラインをねらっていくため、脛や手、または

全身でポールをなぎ倒して通過することが当たり前になっています。選手はさま

ざまなプロテクターを装着しますが、それでもその衝撃は決して軽いものではな

く、格闘技にも例えられます。

 

■試合結果

<女子>

▼立位

 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 1分55秒32

 (1st RUN:1位 56秒54/2nd RUN:1位 58秒78)

 

▼座位

 優勝 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)LW10-2 1分48秒97

 (1st RUN:1位 53:45/2nd RUN:1位 55秒52)

 

 2位 原田紀香(富士通Japan株式会社)LW12-1 2分11秒65

 (1st RUN:2位 1分04秒25/2nd RUN:2位 1分07秒40)

 

 3位 岸本愛加(株式会社タスク・フォース)LW11 2分20秒30

 (1st RUN:3位 1分08秒67/2nd RUN:3位 1分11秒63)

 

▼知的障害

 優勝 馬場圭美(株式会社 ProVision) 2分27秒55

 (1st RUN:1位 1分13秒12/2nd RUN:1位 1分14秒43)

 

 2位 浜井 慧(日本エマージェンシー・アシスタンス株式会社) 2分48秒57

 (1st RUN:2位 1分23秒94/2nd RUN:2位 1分24秒63)

 

 3位 浅野 陽香(武蔵野東小学校) 2分51秒80

 (1st RUN:3位 1分24秒27/2nd RUN:3位 1分27秒53)

 

<男子>

▼立位

 優勝 髙橋幸平(日本体育大学)LW9-2 1分40秒22

 (1st RUN:1位 49秒84/2nd RUN:1位 50秒38)

 

 2位 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 1分43秒27

 (1st RUN:2位 51秒17/2nd RUN:2位 52秒10)

 

 3位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 1分45秒42

 (1st RUN:3位 52秒49/2nd RUN:3位 52秒93)

 

▼座位

 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 1分33秒27

 (1st RUN:1位 45秒31/2nd RUN:1位 47秒96)

 

 2位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 1分37秒39

 (1st RUN:3位 49秒38/2nd RUN:2位 48秒01)

 

 3位 狩野 亮(株式会社マルハン)LW11 1分38秒95

 (1st RUN:2位 48秒50/2nd RUN:3位 50秒45)

 

▼知的障害

 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 1分49秒42

 (1st RUN:1位 54秒68/2nd RUN:1位 54秒74)

 

 2位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 2分01秒76

 (1st RUN:2位 1分00秒01/2nd RUN:2位 1分01秒75)

 

 3位 五味逸太郎(社会福祉法人 もえぎの会しいの実社) 2分21秒30

 (1st RUN:3位 1分07秒58/2nd RUN:3位 1分13秒72)

 

■談話

▼村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)

とても楽しいレースでした。朝は雪もよく締まっていて、1本目はとくに良い条件の中で滑ることができました。2本目は少し雪が緩んできたものの、それでも滑りやすいコ

ースに仕上がっていたと思います。私にとってSLは、もともと課題ばかりの種目なので、このシリーズでは感覚を戻すというよりも、自分らしい滑りを見つけられればいい

なと思いながら滑っていました。でも、さすがにスキーに戻って短期間すぎたのか、見つけることはできなかったので、引き続き課題として、また来シーズンがんばりたいと

思います。

 

▼髙橋幸平(日本体育大学)

1本目から体がよく動いているという感覚があり、それがタイムと合致して、今日はとても良いレースができました。昨日と比べて、レース前のアップを多めにとって体が動く状態を作れたことが、勝因のひとつではないかと思います。今シーズンは海外遠征に1度しか行くことができず、世界のトップとの差を確認することが充分にできなかったのですが、アジアカップが国内で2シリーズ開催されたことは、すごくありがたかったと思っています。ここで得られたことを、来シーズンに活かしていきたいと思います。

 

■本日のレース写真

(写真=堀切 功/日本障害者スキー連盟)

 

女子立位優勝・神山則子選手

 

女子座位優勝・村岡桃佳選手

 

女子知的障害優勝・馬場圭美選手

 

男子立位優勝・髙橋幸平選手

 

男子立位2位・三澤拓選手

 

男子立位3位・東海将彦選手

 

男子座位優勝・森井大輝選手

 

男子座位2位・鈴木猛史選手

 

男子座位3位・狩野亮選手

 

男子知的障害優勝・木村嘉秀選手

 

 

■大会概要 会場:野沢温泉スキー場 (長野県下高井郡野沢温泉村)

      主催:特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟 

      共催:公益財団法人日本障がい者スポーツ協会

※本大会は、一部をWPAS公認「Sugadaira 2021 World Para Alpine Skiing Asian Cup」としても実施いたします。WPAS公認レースは立位および座位カテゴリーの登録選手のみが対象となります。

※視覚障害カテゴリーは、出場選手がいません。

※WPAS=World Para Alpine Skiing(国際パラリンピック委員会のパラアルペンスキー統括部門)

 

■大会スケジュール

4月12日(月) 大回転(GS) 10時~

  13日(火) 大回転(GS) 悪天候のため中止

  14日(水) 回転(SL) 10時~

  15日(木) 回転(SL) 10時~

 

■出場選手数

 ▼女子

 ・立位   日本  1

 ・座位   日本  4

 ・知的障害 日本  3

 ▼男子

 ・立位   日本  5

 ・座位   日本  5

 ・知的障害 日本  5

—————————–

  合計       23

  • 大会結果

パラアルペン】ンアジアカップ3日目、回転(SL)第1戦 雨と霧のレースを優勝候補たちが制す

「2021ワールドパラアルペンスキー アジアカップ ~野沢温泉シリーズ~」の大会3日目。昨日は強風のために大回転第2戦がキャンセルとなりましたが、今日は予定どおり回転(SL)第1戦が行なわれました。雨と霧とが断続的にコースを覆う、春ならではの天候。しかし雪面硬化剤の使用と入念なコース整備により、レースコンディションは非常に良い状態に保たれました。

女子座位では、村岡桃佳選手が大回転に続き、2位以下を大きく引き離して優勝。

男子立位と男子座位は、途中棄権者が相次ぎましたが、この種目を得意とする三澤拓選手と鈴木猛史選手が実力どおりの滑りを見せ、ともに優勝を果たしました。また、男子知的障害では、木村嘉秀選手が連勝を伸ばしています。

大会最終日の明日15日は、回転第2戦が行なわれます。引き続き最後まで応援をよろしくお願いいたします。

 

■開催日/4月14日(水) ■スタート時間/午前10時00分

■開催地/野沢温泉スキー場 (長野県下高井郡野沢温泉村)

■天候/雨   ■気温/9℃

■開催種目/回転(SL)

すばやい動きと細かいターンが要求される、もっともテクニカルな種目です。旗

門設定によるリズム変化も随所に盛り込まれ、選手の失敗をしばしば誘います。

トップ選手になると旗門ぎりぎりのラインをねらっていくため、脛や手、または

全身でポールをなぎ倒して通過することが当たり前になっています。選手はさま

ざまなプロテクターを装着しますが、それでもその衝撃は決して軽いものではな

く、格闘技にも例えられます。

 

■試合結果

<女子>

▼立位

 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 2分07秒15

 (1st RUN:1位 1分07秒87/2nd RUN:1位 59秒28)

 

▼座位

 優勝 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)LW10-2 2分03秒22

 (1st RUN:1位 1分04秒43/2nd RUN:1位 58秒79)

 

 2位 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 2分15秒74

 (1st RUN:2位 1分13秒26/2nd RUN:2位 1分02秒48)

 

 3位 原田紀香(富士通Japan株式会社)LW12-1 2分26秒38

 (1st RUN:3位 1分17秒94/2nd RUN:3位 1分08秒44)

 

▼知的障害

 優勝 馬場圭美(株式会社 ProVision) 2分50秒41

 (1st RUN:1位 1分27秒04/2nd RUN:1位 1分23秒37)

 

 2位 浜井 慧(日本エマージェンシー・アシスタンス株式会社) 3分11秒73

 (1st RUN:2位 1分40秒53/2nd RUN:2位 1分31秒20)

 

<男子>

▼立位

 優勝 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 1分49秒52

 (1st RUN:1位 58秒66/2nd RUN:1位 50秒86)

 

 2位 青木大和(株式会社EXx)LW3 1分59秒58

 (1st RUN:2位 1分04秒24/2nd RUN:2位 55秒34)

 

▼座位

 優勝 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 1分40秒36

 (1st RUN:1位 52秒27/2nd RUN:1位 48秒09)

 

 2位 藤原 哲(アクセンチュア株式会社)LW11 1分55秒99

 (1st RUN:2位 1分02秒56/2nd RUN:1位 53秒43)

 

 3位 木戸俊介(株式会社MEリゾート但馬) 2分30秒56

 (1st RUN:3位 1分20秒09/2nd RUN:3位 1分10秒47)

 

▼知的障害

 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 1分57秒82

 (1st RUN:1位 1分03秒85/2nd RUN:1位 53秒97)

 

 2位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 2分14秒17

 (1st RUN:2位 1分11秒03/2nd RUN:2位 1分03秒14)

 

 3位 五味逸太郎(社会福祉法人 もえぎの会しいの実社) 2分33秒25

 (1st RUN:3位 1分19秒30/2nd RUN:3位 1分13秒95)

 

■談話

▼村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)

今日のレースは、1本目と2本目でまったく性格の違う旗門設定でした。同じ種

目、同じコースでこれほど違うものになることに難しさを感じつつ、同時に楽し

さも感じたレースでした。明日は、前向きな気持ちで、攻められるところは積極

的に攻めていきたいと思います。

 

▼鈴木猛史(KYB株式会社)

今日の2本目は、アウトリガーでポールを倒す技をあえて封じて、体で当たる滑

りを試してみました。それでどのくらいタイムに違いが出るのかを、(森井)大

輝さんや(狩野)亮さんと比べてみたかったのですが、二人ともコースアウトし

てしまったのは残念でした。ただ、それでも体で当たっていっても滑れる感覚が

得られたので、明日また同じチャレンジをしてみて、しっかりと確認したいと思

います。

 

■本日のレース写真

(写真=堀切 功/日本障害者スキー連盟)

 

女子座位優勝・村岡桃佳選手

 

 

男子立位優勝・三澤拓選手

 

 

男子座位優勝・鈴木猛史選手

 

 

男子知的障害優勝・木村嘉秀選手

 

  • 大会結果

【パラアルペン】アジアカップ1日目、大回転(GS)第1戦 村岡、森井、三澤らが優勝

「2021ワールドパラアルペンスキー アジアカップ ~野沢温泉シリーズ~」の大会1日目、大回転(GS)第1戦が行なわれました。
出場選手にとって、WPAS公認大会では初めての会場、そして初めての4月開催ということから、コースレイアウトや雪のコンディションをいかに読み切るかが重要なレースとなりました。
結果は、先月開催された菅平高原シリーズで好調ぶりを発揮していた選手が、ここ野沢温泉でも強さを見せました。男子立位では、三澤拓選手が2本ともベストタイムを記録して優勝。また座位では、鈴木猛史選手との競り合いを制した森井大輝選手が勝利を収めました。女子座位では、平昌パラリンピックのアルペン全種目でメダルを獲得した村岡桃佳選手が、菅平高原に引き続き実力を示しました。明日は、同じコースで大回転の第2戦が行なわれます。

■開催日/4月12日(月) ■スタート時間/午前10時00分
■開催地/野沢温泉スキー場 (長野県下高井郡野沢温泉村)
■天候/晴   ■気温/3℃
■開催種目/大回転(GS)
スキー板を滑らせる技術とターンを描く技術との、高次元での融合が求められる種目です。そのため、アルペンスキーの基本が凝縮されているとも言われます。2本滑った合計タイムで競われるので、逆転劇もしばしば起こり、見る楽しみもたっぷり。とくに2本目は、1本目の上位選手が順位を引っくり返してスタートするため、非常にスリリングな展開となります。この大回転と回転を合わせて「技術系種目」と呼び、「高速系種目」と対になる言葉として使われます。

 

■試合結果
<女子>
▼立位
 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 1分58秒09
 (1st RUN:1位 57秒37/2nd RUN:1位 1分00秒72)

 

 

▼座位
 優勝 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)LW10-2 1分51秒16
 (1st RUN:1位 53秒79/2nd RUN:1位 57秒37)

 2位 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 1分57秒69
 (1st RUN:2位 56秒73/2nd RUN:2位 1分00秒96)

 3位 岸本愛加(株式会社タスク・フォース)LW12-1 2分12秒18
 (1st RUN:3位 1分03秒50/2nd RUN:3位 1分08秒68)

 

 

▼知的障害
 優勝 馬場圭美(株式会社 ProVision) 2分18秒53
 (1st RUN:1位 1分06秒50/2nd RUN:1位 1分12秒03)

 2位 浅野 陽香(武蔵野東小学校) 2分40秒72
 (1st RUN:2位 1分16秒35/2nd RUN:2位 1分24秒37)

 3位 浜井 慧(日本エマージェンシー・アシスタンス株式会社) 3分01秒03
 (1st RUN:3位 1分27秒78/2nd RUN:3位 1分33秒25)

 

 

<男子>
▼立位
 優勝 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 1分48秒82
 (1st RUN:1位 52秒20/2nd RUN:1位 56秒62)

 2位 高橋幸平(日本体育大学)LW9-2 1分51秒44
 (1st RUN:2位 53秒93/2nd RUN:3位 57秒51)

 3位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 1分52秒00
 (1st RUN:3位 54秒51/2nd RUN:2位 57秒49)

 

 

▼座位
 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 1分44秒17
 (1st RUN:1位 50秒11/2nd RUN:2位 54秒06)

 2位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 1分45秒11
 (1st RUN:2位 51秒25/2nd RUN:1位 53秒86)

 3位 狩野 亮(株式会社マルハン)LW11 1分48秒85
 (1st RUN:3位 52秒73/2nd RUN:3位 56秒12)

 

 

▼知的障害
 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 1分56秒18
 (1st RUN:1位 56秒27/2nd RUN:1位 59秒91)

 2位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 2分09秒31
 (1st RUN:2位 1分03秒21/2nd RUN:2位 1分06秒10)

 3位 津田幸祐(グローブシップ株式会社) 2分12秒81
 (1st RUN:3位 1分05秒37/2nd RUN:3位 1分07秒44)

 

■談話

▼村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)
菅平でのレースの約1カ月後ということで、雪質の心配があったのですが、非常に良いコンディションの中で1本目から滑ることができました。体もよく動いたと思います。ただ、コース攻略の部分でまだ自分でもうまくいっていないと思えるところがあるので、明日は今日の反省を活かして滑るようにがんばります。

 

▼森井大輝(トヨタ自動車株式会社)
4月にレースをするのは初めてで、しかもコースも初めてということで、すごく楽しめましたし、何より今の時期にこうしてレースができることに感謝したいと思います。野沢温泉のコースは決して難しくはないのですが、今日は2本目の旗門にうまく対応できなかったところがありました。初めてのコースを攻略しようとしたときに、自分の経験をフルに活かしても思いどおりにいかないところがあったりするわけですが、それは北京パラリンピックも同じだと思うので、そういう意味でも良い大会だと思っています。

 

 

 

■本日のレース写真

(写真=堀切 功/日本障害者スキー連盟)

 


女子座位優勝・村岡桃佳選手

 


女子知的障害優勝・馬場圭美選手

 


男子立位優勝・三澤拓選手

 


男子座位優勝・森井大輝選手

 


男子座位2位・鈴木猛史選手

 


男子座位3位・狩野亮選手

 

 

■大会概要
会場:野沢温泉スキー場 (長野県下高井郡野沢温泉村)
主催:特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟
共催:公益財団法人日本障がい者スポーツ協会

※本大会は、一部をWPAS公認「Sugadaira 2021 World Para Alpine Skiing Asian Cup」としても実施いたします。WPAS公認レースは立位および座位カテゴリーの登録選手のみが対象となります。
※視覚障害カテゴリーは、出場選手がいません。
※WPAS: World Para Alpine Skiing(国際パラリンピック委員会のパラアルペンスキー統括部門)

 

■大会スケジュール
4月12日(月) 大回転(GS) 10時~(予定)
  13日(火) 大回転(GS) 10時~(予定)
  14日(水) 回転(SL) 10時~(予定)
  15日(木) 回転(SL) 10時~(予定)
※競技開始時間は、天候によって大幅に変更になる可能性がありますので、上記は目安の時間になります。

 

■出場選手数
▼女子
 ・立位   日本  1
 ・座位   日本  4
 ・知的障害 日本  3
▼男子
 ・立位   日本  5
 ・座位   日本  5
 ・知的障害 日本  5
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●合計           23

  • 大会結果

【パラスノーボード】今季日本チームの小栗大地、岡本圭司が総合優勝の快挙!!

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)イタリア大会が終わり、今シーズンの日程がすべて終了しました。

 

本日は皆さまに素晴らしい報告をすることができます。シーズン終了とともに発表されるワールドカップ総合優勝のクリスタルトロフィーを日本チームの小栗大地選手と岡本圭司選手選手の二人が獲得しました。日本チームがLL―1とLL―2の二つのカテゴリーで優勝を達成する快挙です。

これもコロナ禍の中、日頃のトレーニングから海外への遠征までの活動をサポートし、応援してくださった関係者、ファンの皆さまのお力のおかげです。心より感謝いたします。
来シーズンは北京パラリンピックの年となります。良いご報告ができますようなお一層精進してまいります。今後とも応援いただけますようどうぞよろしくお願いいたします。

  • 大会結果

【パラスノーボード】スノーボードクロスで岡本圭司2位!!市川貴仁と小栗大地が5位!

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)イタリア大会が3月31日にイタリアのコーレレで開幕し、最終日の男女スノーボードクロス(SBX)が行われました。

日本からは4名の選手が出場し、LL2の岡本圭司選手が見事2位に輝きました。LL1の小栗大地選手とLL2の市川 貴仁選手が5位、ULの大岩根正隆選手は6位に入賞しました。
選手からのコメントが届きましたのでお知らせいたします。

 

 

 

■大会概要
大会名:WPSBスノーボードワールドカップ・イタリア大会
開催日:4月2日(金) 
時差:7時間   

開催地:イタリア・コーレレ
開催種目:スノーボードクロス(SBX)

 

※スノーボードクロスとは
スノーボードグロスは、バンク、ローラー、、キッカー、ジャンプなど、様々な障がい物で構成されたコースでレースする競技です。予選は選手1人でコースを単独走行し、記録を測定して順位を決め、2回の記録の中で最も早い記録で順位を決定します。決勝戦は、予選の記録により組み合わせを決定し、複数選手が同時に競う勝ち抜き制になります。身体またはスノーボードの一部が先にフィニッシュラインを通過する選手が勝ち、次のラウンドに進出できます。コース条件は、標高差100 – 200m、長さ500 – 1,000m、平均傾斜12°±3°/2 – 25%、走行時間は約40 -70秒。

 

日本選手の成績と各部の優勝者は以下の通りとなります。

▼LL1の部
小栗 大地 (三進化学工業株式会社) 5位

▼LL2の部
岡本 圭司 (サイドウェイ株式会社) 2位
市川 貴仁(エレマテック株式会社) 5位

▼ULの部
大岩根 正隆 (株式会社ベリサーブ) 6位

 

※LL1:下肢障害、LL2:下肢障害、UL:上肢障害

 

■談話
▼岡本 圭司 選手 (サイドウェイ株式会社)

とにかく嬉しい。
これに尽きます。

初日に全く歯が立たず、その日の夜中までコーチ、サポートチーム、そして選手の皆が映像を見ながら自分の研究に付き合ってくれました。
その全てが噛み合って、初めてのワールドカップの表彰台。チームの皆のお陰で立たせてもらえたのは間違いないです。
そしてここにいるチームに加えて、日本にいる仲間、背中を押してくれてありがとう。
北京まであと少し。
この最高のチームの仲間全員で最高の舞台へ進んで行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

  • 大会結果

【パラスノーボード】ワールドカップイタリア大会スノーボードクロスで市川選手、大岩根選手、小栗選手が5位!

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)イタリア大会が3月31日にイタリアのコーレレで開幕し、男女スノーボードクロス(SBX)が行われました。

日本からは4名の選手が出場し、LL2の市川貴仁選手、ULの大岩根正隆選手、LL1の小栗大地選手の3名が5位、LL2の岡本圭司選手は6位でした。 

 

 

 

■大会概要
大会名:WPSBスノーボードワールドカップ・イタリア大会
開催日:4月1日(木) 
時差:7時間   

開催地:イタリア・コーレレ
開催種目:スノーボードクロス(SBX)

 

※スノーボードクロスとは
スノーボードグロスは、バンク、ローラー、、キッカー、ジャンプなど、様々な障がい物で構成されたコースでレースする競技です。予選は選手1人でコースを単独走行し、記録を測定して順位を決め、2回の記録の中で最も早い記録で順位を決定します。決勝戦は、予選の記録により組み合わせを決定し、複数選手が同時に競う勝ち抜き制になります。身体またはスノーボードの一部が先にフィニッシュラインを通過する選手が勝ち、次のラウンドに進出できます。コース条件は、標高差100 – 200m、長さ500 – 1,000m、平均傾斜12°±3°/2 – 25%、走行時間は約40 -70秒。

 

日本選手の成績は以下の通りとなります。
【選手】
■男子
▼LL1の部
小栗 大地(三進化学工業株式会社) 5位

▼LL2の部
市川 貴仁(エレマテック株式会社) 5位 
岡本 圭司(サイドウェイ株式会社) 6位

▼ULの部
大岩根 正隆(株式会社ベリサーブ) 5位

 

※LL1:下肢障害、LL2:下肢障害、UL:上肢障害

  • 大会結果

【パラアルペン】パラアルペンアジアカップ大回転第2戦 実力者たちの牙城ゆるがず、6名がGS2連勝を飾る

「2021ワールドパラアルペンスキー アジアカップ ~菅平高原シリーズ~」の大会3日目、大回転(GS)第2戦が行なわれました。

朝から青空が広がる絶好のコンディション。ただ、予想以上に早い時間から気温が上昇し、雪が軟らかくなりすぎることが心配されましたが、雪面硬化剤の使用と入念なコース整備により、良好な条件が保たれました。

女子座位は、村岡桃佳選手が連日の圧勝。男子に迫る速さを見せつけました。一方の男子も、立位では三澤拓選手、座位では森井大輝選手が勝利し、昨日と同じ顔触れが並ぶ結果となりました。

男子知的障害クラスは、木村嘉秀選手が優勝。木村選手はここまでの全レースを制し、日本のエースの地位をますます揺るぎないものにしています。

アジアカップも残すところ2日。明日からは戦いの舞台をグランプリコースに移し、回転(SL)競技が行なわれます。

 

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■開催日/3月11日(木) ■スタート時間/午前10時00分

■開催地/菅平高原パインビークスキー場(長野県上田市)

■天候/晴   ■気温/4℃

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■開催種目/大回転(GS)

スキー板を滑らせる技術とターンを描く技術との、高次元での融合が求められる

種目です。そのため、アルペンスキーの基本が凝縮されているとも言われます。

2本滑った合計タイムで競われるので、逆転劇もしばしば起こり、見る楽しみも

たっぷり。とくに2本目は、1本目の上位選手が順位を引っくり返してスタート

するため、非常にスリリングな展開となります。この大回転と回転を合わせて

「技術系種目」と呼び、「高速系種目」と対になる言葉として使われます。

 

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■試合結果

<女子>

▼立位

 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 2分16秒10

 (1st RUN:1位 1分08秒75/2nd RUN:1位 1分07秒35)

 

▼座位

 優勝 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)LW10-2 2分03秒18

 (1st RUN:1位 1分02秒69/2nd RUN:1位 1分00秒49)

 

 2位 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 2分14秒42

 (1st RUN:2位 1分07秒88/2nd RUN:2位 1分06秒54)

 

 3位 原田紀香(富士通Japan株式会社)LW12-1 2分19秒39

 (1st RUN:3位 1分10秒75/2nd RUN:3位 1分08秒64)

 

▼知的障害

 優勝 馬場圭美(株式会社 ProVision) 2分44秒12

 (1st RUN:1位 1分24秒20/2nd RUN:1位 1分19秒92)

 

 2位 梅澤知代(ソニー希望・光株式会社) 2分53秒39

 (1st RUN:2位 1分29秒15/2nd RUN:2位 1分24秒24)

 

<男子>

▼立位

 優勝 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 2分00秒20

 (1st RUN:1位 1分01秒01/2nd RUN:1位 59秒19)

 

 2位 高橋幸平(日本体育大学)LW9-2 2分02秒30

 (1st RUN:2位 1分01秒86/2nd RUN:3位 1分00秒44)

 

 3位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 2分03秒00

 (1st RUN:3位 1分02秒80/2nd RUN:2位 1分00秒20)

 

▼座位

 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 1分55秒93

 (1st RUN:1位 59秒02/2nd RUN:1位 56秒91)

 

 2位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 1分59秒66

 (1st RUN:2位 1分00秒43/2nd RUN:2位 59秒23)

 

 3位 藤原 哲(アクセンチュア株式会社)LW11 2分14秒54

 (1st RUN:4位 1分09秒12/2nd RUN:3位 1分05秒42)

 

▼知的障害

 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 2分10秒45

 (1st RUN:1位 1分06秒79/2nd RUN:1位 1分03秒66)

 

 2位 金澤碧詩(札幌市立中央中学校) 2分15秒85

 (1st RUN:2位 1分08秒21/2nd RUN:2位 1分07秒64)

 

 3位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 2分20秒68

 (1st RUN:3位 1分11秒30/2nd RUN:3位 1分09秒38)

 

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■談話

 

▼三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)

昨日よりも雪面硬化剤が効いている感じがあったので、思い切って滑れました。

1本目はちょっと振り幅のある旗門設定で、2本目はまっすぐぎみの設定でしたけれど、両方ともある程度うまく滑れたので、良いレースができたと思います。手ごたえとしは、7~8割といったところでしょうか。明日からのSLでは、もうちょっと差を広げて勝ちたいと思っています。

 

▼森井大輝(トヨタ自動車株式会社)

軟らかい雪にもだいぶ慣れてきて、きれいなラインをトレースできたことが、勝利につながったと感じています。昨日は雪質が特殊だったために苦しいレースになりましたが、今日はコースの上から下まで状況を把握できていたので、うまく対応できたと思います。明日からはスラロームで(鈴木)猛史の得意種目なので、できるだけ食いついていきます。

 

▼村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)

楽しく滑れましたし、まずまず良い滑りができたのではないかと思います。もともと斜面変化がすごく苦手で、そういう箇所ではセーブしてしまってラインがうまくつなげられず、タイムロスになることが多いのが悩みでした。この2日間のGSでは、思い切ってインスペクションどおりのラインでいけたかなと思うので、そういったところはちょっと成長した部分かな、と。越えなければいけない壁を、ひとつ超えることができたかなと思います。明日のSLもがんばります!

 

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■大会概要

====================================

  • 会場:菅平パインビークスキー場 (長野県上田市)
  • 主催:特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟
  • 共催:公益財団法人日本障がい者スポーツ協会

 

※本大会は、一部をWPAS公認「Sugadaira 2021 World Para Alpine Skiing Asian Cup」としても実施いたします。WPAS公認レースは立位および座位カテゴリーの登録選手のみが対象となります。

※視覚障害カテゴリーは、出場選手がいません。

※WPAS=World Para Alpine Skiing(国際パラリンピック委員会のパラアルペンスキー統括部門)

 

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■大会スケジュール

====================================

3月 9日(火) スーパー大回転(SG) 1戦目 11時~(予定)

                     2戦目 12時50分~(予定)

  10日(水) 大回転(GS) 10時40分~(予定)

  11日(木) 大回転(GS) 10時40分~(予定)

  12日(金) 回転(SL) 9時50分~(予定)

  13日(土) 回転(SL) 9時50分~(予定)

※競技開始時間は、天候によって大幅に変更になる可能性がありますので、

上記は目安の時間になります。

 

====================================

■出場選手数

====================================

▼女子

 ・立位   日本  1

 ・座位   日本  4

 ・知的障害 日本  2

▼男子

 ・立位   日本  6

 ・座位   日本  5

 ・知的障害 日本  8

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  • 合計       26

▲村岡桃佳選手

 

▲神山則子選手

 

▲三澤拓選手

 

▲森井大輝選手

  • 大会結果

【パラアルペン】パラアルペンアジアカップ大回転(GS) 村岡、森井、三澤ら、昨日の勝者たちが今日も好調ぶりを示す

「2021ワールドパラアルペンスキーアジアカップ~菅平高原シリーズ~」の大会2日目、大回転(GS)第1戦が行なわれました。

朝のうちは青空が広がっていた菅平ですが、その後、天候が急変。コースは濃霧に包まれ、スタート時間が大幅に遅れるという事態になりました。幸いなことに天候は好転し、予定よりも2時間遅れでレースは開始。選手の対応力も問われる展開となりました。

女子座位では、村岡桃佳選手が2位以下を大きく引き離して優勝。男子立位では、1本目で僅差の2位につけていた三澤拓選手が逆転勝利を飾りました。男子座位は、森井大輝選手が鈴木猛史選手の追い上げをかわし、1本目のリードを守って優勝しました。

明日は大回転の第2戦が行なわれます。

 

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■開催日/3月10日(水) ■スタート時間/午前12時30分

■開催地/菅平高原パインビークスキー場(長野県上田市)

■天候/雪   ■気温/0℃

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■開催種目/大回転(GS)

スキー板を滑らせる技術とターンを描く技術との、高次元での融合が求められる種目です。そのため、アルペンスキーの基本が凝縮されているとも言われます。

2本滑った合計タイムで競われるので、逆転劇もしばしば起こり、見る楽しみもたっぷり。とくに2本目は、1本目の上位選手が順位を引っくり返してスタートするため、非常にスリリングな展開となります。この大回転と回転を合わせて技術系種」と呼び、「高速系種目」と対になる言葉として使われます。

 

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■試合結果

<女子>

▼立位

 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 2分18秒79

 (1st RUN:1位 1分09秒99/2nd RUN:1位 1分08秒80)

 

▼座位

 優勝 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)LW10-2 2分08秒11

 (1st RUN:1位 1分04秒82/2nd RUN:1位 1分03秒29)

 

 2位 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 2分17秒58

 (1st RUN:2位 1分09秒73/2nd RUN:2位 1分07秒85)

 

 3位 原田紀香(富士通Japan株式会社)LW12-1 2分30秒50

 (1st RUN:3位 1分16秒13/2nd RUN:3位 1分14秒37)

 

▼知的障害

 優勝 馬場圭美(株式会社 ProVision) 2分56秒62

 (1st RUN:1位 1分28秒37/2nd RUN:1位 1分28秒25)

 

<男子>

▼立位

 優勝 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 2分04秒68

 (1st RUN:2位 1分03秒87/2nd RUN:1位 1分00秒81)

 

 2位 高橋幸平(日本体育大学)LW9-2 2分05秒44

 (1st RUN:1位 1分03秒82/2nd RUN:2位 1分01秒62)

 

 3位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 2分07秒20

 (1st RUN:3位 1分04秒20/2nd RUN:4位 1分03秒00)

 

▼座位

 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 2分02秒34

 (1st RUN:1位 1分01秒44/2nd RUN:2位 1分00秒90)

 

 2位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 2分03秒62

 (1st RUN:2位 1分03秒72/2nd RUN:1位 59秒90)

 

 3位 狩野 亮(株式会社マルハン)LW11 2分11秒26

 (1st RUN:3位 1分09秒38/2nd RUN:3位 1分01秒88)

 

▼知的障害

 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 2分14秒19

 (1st RUN:1位 1分07秒76/2nd RUN:1位 1分06秒43)

 

 2位 平野井渉(株式会社ローソンウィル) 2分23秒85

 (1st RUN:2位 1分12秒61/2nd RUN:4位 1分11秒24)

 

 3位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 2分24秒32

 (1st RUN:4位 1分14秒28/2nd RUN:2位 1分10秒04)

 

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■談話

 

▼ 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)

1本目のスタートが遅れて、ちょっと気持ちが切れそうになったのですが、いざスタートハウスに入るとスイッチが入って、切り替えることができました。自分の中では、今できる精一杯の滑りができたかなと思います。明日もGSなので、がんばります!

 

▼ 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)

雪質が目まぐるしく変わる難しいコース状況のレースで勝つことができ、とてもうれしく思っています。課題はまだまだたくさんありますね。レースだからこそ出てくる課題があるので、そういった課題をひとつずつ、次に向けて潰していきたいなと思っています。

 

▼ 鈴木猛史(KYB株式会社)

1本目の天候が悪く、スタートが遅れて、気持ちをつなぐのが難しかったレースだと思います。うまくコントロールしたかったのですが、どうしてもスイッチが入りきらなかった部分があって、1本目は体がうまく動かずにタイム差をつけられてしまいました。こういった条件はパラリンピックでもあると思うので、気持ちを切らさないように準備していきます。2本目は、積極的に体を動かしていったことが、良いタイムにつながったのではないかと思います。

 

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■大会概要

====================================

  • 会場:菅平パインビークスキー場 (長野県上田市)
  • 主催:特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟
  • 共催:公益財団法人日本障がい者スポーツ協会

 

※本大会は、一部をWPAS公認「Sugadaira 2021 World Para Alpine Skiing Asian Cup」としても実施いたします。WPAS公認レースは立位および座位カテゴリーの登録選手のみが対象となります。

※視覚障害カテゴリーは、出場選手がいません。

※WPAS=World Para Alpine Skiing(国際パラリンピック委員会のパラアルペンスキー統括部門)

 

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■大会スケジュール

====================================

3月 9日(火) スーパー大回転(SG) 1戦目 11時~(予定)

                     2戦目 12時50分~(予定)

  10日(水) 大回転(GS) 10時40分~(予定)

  11日(木) 大回転(GS) 10時40分~(予定)

  12日(金) 回転(SL) 9時50分~(予定)

  13日(土) 回転(SL) 9時50分~(予定)

※競技開始時間は、天候によって大幅に変更になる可能性がありますので、

上記は目安の時間になります。

 

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■出場選手数

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▼女子

 ・立位   日本  1

 ・座位   日本  4

 ・知的障害 日本  2

▼男子

 ・立位   日本  6

 ・座位   日本  5

 ・知的障害 日本  8

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  • 合計       26

▲村岡桃佳子選手

 

▲森井大輝選手

 

▲三澤拓選手

 

▲木村嘉秀選手

  • 大会結果

【パラアルペン】パラアルペンアジアカップ スーパー大回転の高速レース2連戦を実力者が制する

「2021ワールドパラアルペンスキー アジアカップ ~菅平高原シリーズ~」の大会初日、菅平高原では初開催となるスーパー大回転が行なわれました。この種目が公式レースとして実施されるのは、菅平高原では初めてのことです。

朝から徐々に気温が上昇し、1戦目のスタート時刻である11時には春のような陽気に。しかし大会スタッフの入念なコース整備により、高速に耐え得るコンディションが保たれました。

男子座位では、ベテラン森井大輝選手が2連勝を飾り、国内で入念な調整を続けてきた今季の成果を見せつけました。また女子座位では、2シーズンぶりのアルペンスキー復帰戦となった村岡桃佳選手が第1戦で優勝。スキーと陸上競技とを両立させる挑戦が順調に進んでいることをうかがわせました。

大会2日目となる明日10日は、大回転競技が開催されます。

 

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■開催日/3月9日(月)

■スタート時間/第1戦=午前11時 第2戦=午後12時50分

■開催地/菅平高原パインビークスキー場(長野県上田市)

■天候/曇り   ■スタート地点気温/第1戦=4℃ 第2戦=8℃

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■開催種目/スーパー大回転(SG)

滑降と合わせて「高速系種目」と位置づけられている種目です。ただし、コース

や旗門の設定によっては、大回転に近い性格になる場合もあります。高速での連

続ターンや、滑降に匹敵するジャンプは、この種目の醍醐味。滑降と同じく一本

のみの滑走タイムで競いますが、事前のトレーニングは行なわれないため、直前

のインスペクション(下見)のみで戦略を立てなければならないという、独自の

難しさがあります。

 

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■第1戦 試合結果

<女子>

▼立位

 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 59秒64

 

▼座位

 優勝 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)LW10-2 55秒63

 2位 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 59秒71

 3位 原田紀香(富士通Japan株式会社)LW12-1 1分03秒90

 

<男子>

▼立位

 優勝 高橋幸平(日本体育大学)LW9-2 52秒76

 2位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 52秒82

 3位 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 53秒86

 

▼座位

 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 51秒68

 2位 狩野 亮(株式会社マルハン)LW11 52秒43

 3位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 54秒16

 

▼知的障害

 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 58秒56

 2位 金澤碧詩(札幌市立中央中学校) 1分00秒42

 3位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 1分00秒95

 

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■第2戦 試合結果

<女子>

▼立位

 優勝 神山則子(テス・エンジニアリング株式会社)LW9-1 58秒83

 

▼座位

 優勝 田中佳子(株式会社Tポイント・ジャパン)LW12-2 1分00秒06

 2位 原田紀香(富士通Japan株式会社)LW12-1 1分07秒70

 

<男子>

▼立位

 優勝 三澤 拓(SMBC日興証券株式会社)LW2 52秒39

 2位 東海将彦(トレンドマイクロ株式会社)LW3 52秒94

 3位 小池岳太(株式会社JTBコミュニケーションデザイン)LW6/8ー2 54秒60

 

▼座位

 優勝 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)LW11 51秒04

 2位 狩野 亮(株式会社マルハン)LW11 51秒15

 3位 鈴木猛史(KYB株式会社)LW12-2 53秒59

 

▼知的障害

 優勝 木村嘉秀(日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 57秒50

 2位 木附雄祐(CTCひなり株式会社) 59秒78

 3位 金澤碧詩(札幌市立中央中学校) 1分00秒03

 

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■談話

 

▼ 村岡桃佳(トヨタ自動車株式会社)

久しぶりのレースで、とにかく緊張しました。普段も緊張しますが、それとはレ

ベルが違いましたね。およそ2年ぶりのレースでしたが、思っていたよりも体は

動いたし、滑っていて恐怖を感じることはなくて、逆にすごく楽しかったです。

1戦目は自分でも納得できる滑りでした。ただ、2戦目の転倒は、やはり悔しい

気持ちがありますね。明日から好きな種目である大回転が続くので、また楽しく

滑りたいと思います。

 

▼ 森井大輝(トヨタ自動車株式会社)

今シーズン初めてのレースでこういった結果を残せたことは、とてもうれしく思

っています。春の湿った雪は得意ではないのですが、今日のような条件で勝てた

ことは自信にもつながりますし、今シーズンは海外遠征に行かずに国内で調整を

してきた中での結果なので、そういう意味でも非常に良かったと思います。この

成績を来年の北京につなげていけるように、残りのシーズンを有効に使って調整

していきたいです。今日の滑りも、自分としては納得できるものではありません

でした。修正しなければならないところが、まだたくさんあります。明日はもっ

と勢い良く、スタートからゴールまでミスなく滑れるように頑張ります。

 

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■大会概要

====================================

会場:菅平パインビークスキー場 (長野県上田市)

主催:特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟

共催:公益財団法人日本障がい者スポーツ協会

 

※本大会は、一部をWPAS公認「Sugadaira 2021 World Para Alpine Skiing Asian Cup」としても実施いたします。WPAS公認レースは立位および座位カテゴリーの登録選手のみが対象となります。

※視覚障害カテゴリーは、出場選手がいません。

※WPAS=World Para Alpine Skiing(国際パラリンピック委員会のパラアルペンスキー統括部門)

 

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■大会スケジュール

====================================

3月 9日(火) スーパー大回転(SG) 1戦目 11時~(予定)

                     2戦目 12時50分~(予定)

  10日(水) 大回転(GS) 10時40分~(予定)

  11日(木) 大回転(GS) 10時40分~(予定)

  12日(金) 回転(SL) 9時50分~(予定)

  13日(土) 回転(SL) 9時50分~(予定)

※競技開始時間は、天候によって大幅に変更になる可能性がありますので、上記は目安の時間になります。

 

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■出場選手数

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▼女子

 ・立位   日本  1

 ・座位   日本  4

 ・知的障害 日本  2

▼男子

 ・立位   日本  6

 ・座位   日本  5

 ・知的障害 日本  8

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  • 合計         26

 

▲村岡桃佳選手

 

▲三澤拓選手

 

▲森井大輝選手

  • 大会結果

【 IDアルペンスキー】2021日本IDアルペンスキー競技朝里 大会 初日GSの結果

 特定非営利活動法人 日本障害者スキー連盟主催の2021日本IDアルペンスキー競技朝里大会が2月25日(木)に北海道小樽朝里川温泉スキー場で開幕し、初日の大回転(GS)が実施されました。

 本大会はアルペンスキーの技術向上を図るとともに、 スキーを通じて障害者と健常者が触れ合い、理解を深めることにより、潤いのある豊かな生活の質的向上を期待する。また、国際大会での活躍を目指す選手の強化育成を図ることを目的としております。

 

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2021日本IDアルペンスキー競技朝里 大会: 1日目

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■開催日/2021年2月26日(金)

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■会 場/北海道小樽朝里川温泉スキー場

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■開催種目/大回転(GS)男女

 

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■男子

 1位 木村 嘉秀(神奈川県、日本ピザハット・コーポレーション株式会社) 1分13秒44

 (1st RUN:2位 35秒85/2nd RUN:2位 37秒59)

 

 2位 平野井 渉(北海道、株式会社ローソンウィル) 1分13秒65

 (1st RUN:3位 36秒24/2nd RUN:1位 37秒41)

 

 3位 金澤 碧詩(北海道、札幌市立中央中学校) 1分13秒73

 (1st RUN:1位 35秒42/2nd RUN:3位 38秒31)

 

 

■女子

 1位 梅澤 知代(東京都、ソニー希望・光株式会社) 1分27秒52

 (1st RUN:1位 43秒10/2nd RUN:1位 44秒42)

 

 2位 馬場 圭美(神奈川県、株式会社 ProVision) 1分29秒35

 (1st RUN:2位 43秒65/2nd RUN:2位 45秒70)

 

 3位 浅野 陽香(東京都、武蔵野東小学校) 1分42秒81

 (1st RUN:3位 51秒50/2nd RUN:3位 51秒31)

 

 

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■談話

 

▼木村 嘉秀 選手(神奈川県、日本ピザハット・コーポレーション株式会社)

今日はGSで一位を取ることができました。

まだまだ滑りが甘くライバルが上達してきたので、自分の滑りを改善して次の大会ではより良い滑りができるようにしたいです。

 

 

▼梅澤 知代 選手(神奈川県、ソニー希望・光株式会社)

今回は急斜面が多いコース設定でした。今までの急斜面の滑りは、スキー横ずれを多く使った滑りになっていました。今回は急斜面を滑るイメージが少しずつできてきたので、今までよりは横ずれを多く使うことなくスムーズに滑れました。

 

 

▼千葉 一之ヘッドコーチ

大会一日目の男女大回転は、天候に恵まれ絶好のコースコンディションのなかで行われました。スタートしてから急斜面が続く難易度の高いコース設定において、これまで積み上げてきた練習の成果を力強く発揮しチャレンジする選手の滑りにスキー技術の成長を観ることができました。本日、一人の転倒者もなく、怪我、事故なく競技できたことにつきまして、すべての大会関係者に感謝申し上げます。